三角点名 | 貝殻山 (カイガラヤマ) | 山名 | 貝殻山 |
所在地 | 玉野市上山坂字摺ヶ谷 (【光南台アルプス】の一座) | ||
コード | TR 45133679902 | 標高 | 288.07m |
埋標日 | 昭和36年8月24日 | ||
地上部 | 24cm | 方位 | 正常 |
<H15.09.19以後随時> 県道74(倉敷・飽浦線)の宮浦地区にある継国橋の北詰から西に200mほど入って車を留める。地元の方によって立てられた案内標識に従って登山開始。いきなりの急登で息があがるが、しばらく行くと緩やな登りとなり、古い用水路に沿って南進すると、やがて金上池への車道に出る。昭和20年6月の岡山空襲の貴重な証でもある米兵を弔う墓標、通称「宮浦の十字架」に挨拶して車道に戻る。金上池の奥から山頂への道は、荒れているがしっかりしていて迷うことは無い。30分ほど頑張って県道に出合い、右に200mほど進めば駐車場。急な石段を登りきると、広々とした山頂が見え、その素晴らしさに北側の林との境にある三角点を見落としそう。 山頂からの眺望は抜群で、山頂を一回りして絶景をカメラに収めた後、東の【八丈岩山】に向かうのも良し、西の【天目山】〜【剣山】に向かうのも一興。 *【貝殻山展望地存続秘話】 <山名の由来等> @山頂の東部で弥生中期の高地性集落遺跡から貝塚が発見されとことによる。出土品は、貝殻以外に 石包丁・石鏃などの石器、壺形・高杯土器や製塩土器、鉄鏃等 A貝殻山に関する古記録 ア「吉備温故秘録」:「貝殻山城 阿津村の西に有」 イ「東備郡村志」:「塁址 貝哥城址と名く。高畠遠江守が旧塁なり」 ウ「備前國志」:「貝柄山城 阿津村」 |
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地元の方で立てられた案内標識 |
【米兵を弔う十字架】(金上池堤防下) |
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駐車場から山頂への急な階段 |
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三角点は山頂の西取り付き口 |
なんだか淋しそうな三角点 |
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広々とした山頂 |
頂上から南東の展望(休憩舎はH26撤去) |
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山頂から拝む瀬戸内の夜明け(1月) |
山頂から西の展望【金甲山】 |
<H27.04.17> (西尾根コース) 春のコース整備に訪れる。山頂で小休止した後、貝殻山駐車場の西南端で岡山市が設置した【水準点】に出合い、ルンルン気分で県道463を西に向かう。約300m下って道路北側の山道に取り付き、尾根道の倒木等を整理し、展望を楽しみながら北に下る。重ね岩、腰掛岩、展望岩等を経由して鉄塔139に到着し、素晴らしい展望をカメラに収める。小休止した後、整備された鉄塔巡視路を下っていくと凡そ20分で集落道に出て、谷川沿いのコンクリ道を駐車場に向かう。(復路:約45分) |
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駐車場の南西端にある水準点 *クリックで大 | 県道463から北の山道に取り付く |
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重ね岩からの展望は格別 |
尾根道に咲くコバノミツバツツジ |
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重ね岩から見た大山 (2018.03.23) *クリックで大 | ||
腰掛岩から北西に見える【剣山】 |
展望岩から北東に見える九蟠地区 |
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大岩越しに見える金上池 |
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大きなマツの倒木あり(H27秋撤去) |
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集落道から鉄塔139への取り付き口 |
<H31.01.24> (東尾根コース) 久し振りに山トモと訪れる。天柱岩への分岐から、鉄塔巡視路を奥に進み鉄塔140に向かう。一旦谷筋に降り、改めて急坂を登って行くと約20分で鉄塔140に着く。東〜西に拡がる展望を眺めながら小休止した後、鉄塔巡視路を奥に進む。約20分で【松ヶ山】頂上。かつては(2007.1)山頂に松の木が残っていたが今はその跡形もなくフラットな山頂。 *かつて一部の山仲間から「貝殻富士」と呼ばれていたが、地元からクレームがあり、山名を改称。 360度見渡せる大パノラマに堪能した後、岡山市によって整備された散策路を奥に進む。ポイントには案内標識が建っているが何れも県道463からの下り用。凡そ15分で県道463に出合い、カーブミラーに映る「松ヶ山」の雄姿を写してからやや戻り、南の尾根筋(岡山市と玉野市の境界線)を西に向かう。足元が悪いところもあるが頑張って急坂を登り切ると貝殻山頂上。山頂から見える絶景に疲れも吹っ飛ぶ(「天柱岩アドベンチャーコース」分岐から約70分) |
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天柱岩分岐から鉄塔140に向かう*クリックで大 | 鉄塔巡視路にある案内板 |
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尾根筋にある標柱 |
鉄塔140(2004.7設置) |
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鉄塔140から北の展望 |
鉄塔巡視路を奥に進む |
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「松ヶ山」頂上から北の展望 |
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散策路にある案内標識 |
県道463に出合う
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県道から南の尾根筋に取り付く |
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岡山市・玉野市の境界線を辿る |
急な坂道を登り切ると貝殻山頂上 |