三角点名 | 西六条 (ニシロクジョウ) | 山名 | 竜王山 |
所在地 | 浅口市鴨方町・寄島町 | ||
コード | TR35133549701 | 標高 | 289.40m |
埋 標 | 明治26年3月29日 | ||
地上部 | 18cm | 方位 | やや南西向き(210°) |
概 況 | 先ずは「真止戸山(マトベヤマ)神社」に参拝して「家内安全・病気平癒」をお願いし、続いて摂社の「向日神社」に安全祈願して脇の山道を登る。国土調査の黄杭を確めながら10分ほど登ると鉄塔29、大岩をカメラに収めながら10分ほどで鉄塔24、更に5分ほどで東からの尾根道と合流し(H240
m)、これよりは尾根道を西に向かい、最後の急坂を登りきると山頂。(登り:約35分) 頂上は城跡らしくフラット(15×14m)であるが、三角点標石は南東角を大怪我していて痛そう。また、山頂には2つの祠(左:木里神社・大国主大神・龍王宮、右:石鎚神社)が祀られており、掃除道具を入れた小さな小屋もあって地元の人が参詣しているようだ。 山頂からの眺望は木立が育ちイマイチであるが、周囲には桜も植樹されており(10〜20年)、満開の頃は参拝客も多いのでは・・・。 小休止の後、下山に移るが、しばらくは往路を辿り、真止戸山神社への分岐点からは尾根を東にとり、鉄塔管理道を下る。途中、240mのピークから三郎島や青佐山の展望を楽しみ、鉄塔23や28からは午前中に登った【泉山】や昨秋登った「沙美アルプス」を展望することが出来る。鉄塔27を最後に工事資材置場の番犬に迎えられて県道284号線にタッチする。(下り:約40分) 昨秋登った「沙美アルプス」(A竜王山:金光、C奥ノ原:鴨方、C沙美:玉島)に、今日の【竜王山】を加えて「浅口南アルプス」として紹介したら、多くのフアンができるのでは?との思いを強くした。(H21.02.07) * カメラ不調につき写真がヘンですが、実際は素晴らしいので是非ご体験を! |
山頂の祠(手前は大国主・奥は石鎚) | 山頂からの展望(青佐山・鉢山・御嶽山) | 山頂付近からの展望 |
尾根道(鉄塔管理道)からの展望 |
北登口の真止戸山・向日神社 |
東登山口の工事資材置場(県道284号線) |
<2021.05.14> 山陽新聞に「浅口・寄島竜王山トレッキングコース整備の記事」が掲載され、山トモと踏査することに…。県道284の安倉峠脇に車1台をデポしてから浅口市役所寄島総合支所に向かい、車を駐めさせて貰う。先ずは今回コース整備に当たられた「くにとうの御船を守る会」の事務所「ちょっと寄ってぇ家」(旧寄島ランドリー)に挨拶した後、民家の脇を通って西に向かう。アジサイ畑の脇にある掲示板でルートを確かめてから山道に取り付く。急な坂道もよく整備されており、赤いリボンに導かれて次第に高度を上げていく。約20分で第1展望所に着き、先着のグループと挨拶を交わす。小休止して展望をを楽しんだ後、ルートに取り付いて約10分登ると第2展望所、ここからの展望も素晴らしい。そして第3展望所にある大岩の脇を通って約15分頑張ると第4展望所、眼下に寄島漁港や三郎島が見える。暫く進むと右手の林の中に小屋が見えるが今は何に使われているのか不明?。ここからは木立に囲まれた尾根道で展望は殆ど利かず約40分頑張ると石垣が!もしや山城の出丸の先端か?と思ったがそうではないようだ。第5展望所から一頑張りすると待望の頂上。三角点標柱が迎えてくれる。(登り:約110分) *以下の写真は何れもクリックで大 |
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「ちょっと寄ってぇ家」(旧寄島ランドリー) |
アジサイ畑の脇にある掲示板 |
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よく整備されている山道 | 第1展望所から見る【C青佐山】 |
第2展望所から見る【C青佐山】 |
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第4展望所から見る三郎島 |
キチンと積まれた石垣、もしや? | ||
石垣の上部にある大岩
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第5展望所から見る【C青佐山】 |
B竜王山頂上 |
山頂の3等三角点標柱は頭部を一部損傷しているが前回と同様、頑張っている姿に元気を貰う。文献:【竜王山城跡概要】【竜王山城跡縄張り図】によると、山頂には竜王山城の「一の丸」があったとの事であるが俄かにはそれらしき遺構等は見当たらない。そこで縦走路を北に向かい「二の丸」跡に至るもそれらしきものは見当たらず。ならばと縦走路を更に北に進むと鉄塔25が建っており、ここでもそれらしき遺構・標示等は見つからずザンネーン!。折角の機会なので北の展望をカメラに収め、その昔を偲びながら山頂(一の丸)に戻る。(往復約25分) *以下の写真はいずれもクリックで大 | |||||
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頂上から見た三郎島 | ||||
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サアー今度は降りだ。標識「縦走路はここから東が楽しい」に期待しながら急な坂道を降って行くと約10分で「真止戸山神社」への分岐、しかし今回は安倉峠に車をデポしているので引き続き東に向かう。約5分で第1展望大岩、ここからの大パノラマは素晴らしい!。更に5分程で第2の展望大岩、頂部に座って暫く内海諸島の展望を楽しむ。感動を胸に収め、足元に気を付けながら尾根道を降って行くとやがて鉄塔28、更に下って行くと鉄塔27、そして急な坂道を降り切ると「寄島竜王山安倉峠登山口」の標識があり、建設会社の敷地を通って県道284に出る。(下り:約50分)(総歩行時間(昼食時間を除く):約185分、総歩行距離:約5.3q) デポしている車で浅口市役所寄島総合支所まで行き、装備を改めから2台に分乗して三郎島の三ツ山、アッケシソウの自生地等を見学する。そして本日踏査した「竜王山」の山容を確認してから、充実感に浸りながら家路につく。「くにとうの御船を守る会」の皆さん、大変お世話になりました。_(._.)_ *以下の写真はいずれもクリックで大 |
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第1展望大岩から見た三郎島 | |||
第2展望大岩から見た内海の諸島 |
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寄島竜王山安倉峠登山口 |
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