神社名 眞止戸山神社     (岡山県神社庁加盟
鎮座地 鴨方町六条院中


製作年 文政 11 (1828)
製作者 不詳
大きさ 90×43×100
備 考  石段昇り口で迎えてくれる。年代の割には損
傷が少なく、顔の表情も引き締まっており、旧
郷社に相応しい貫禄十分。玉乗りや子連れス
タイルが多い当地方の中で、オーソドックスな
スタイルがかえって新鮮に感じられる。



 神社に関する伝承             (「全国神社名鑑」)
 吉備真備公が遣唐副使として備中を通過される際、当地方に疫病が流行して
いると聞かれ、手に舟板の破片を取って、播州広峰の牛頭天王宮を拝し、「牛
頭天王宝印」の6字を記して祀られた。この神徳を持って疫病が治まったので、
宝亀2年(772)、吉備真備公が勧請された。当初は「牛頭天王宮」と称していた
が、明治に入り、地名により「眞止戸山神社」と改称した。