三角点名  青佐山 (アオサヤマ) 山名  青佐山 【寄島富士】 
所在地  笠岡市大島中字水ノ手
コード  TR45133546501 標高  249.44m
地上部  6cm 方位  正常
概  況  戦国時代に青佐山城があった山であり、【鴨方竜王山】や【金光竜王山】から見た山容にも魅せられて訪ねる。「点の記」には詳しいルートが示されていないので、住宅地図も参考にして西からのルートに決める。
 山麓で地元の古老に挨拶すると、ご親切にも、ご本人が作成された登山口の案内板のところまで案内して下さる。お礼を言って登山道(参道)に取り付き、南回りに5分ほど進むと直登の案内板。急坂の脇の木に捉まりながら登っていく。古老の話では、地元の小学生が遠足で【御嶽山】と1年交代で登るとのこと、小学生に負けてはならじと頑張り、10分ほどで赤い鳥居(三の丸跡)、あと一息で第2鳥居(二の丸跡)、そして第3鳥居の奥(本丸跡)に稲荷宮。(登り:約20分)
 先ずはお稲荷さんにお参りし、社殿を一回りして東の本丸跡広場を見ると、笹原の中に直径1m程のスポットがあり、その中に三角点標石の頭が見える。
 周りを整理して記念撮影。城跡の南面は海に面しており、難攻の城であったと伝えられているが、立木が育ち、展望はイマイチ。僅かに木立の間から、【鉢山】や【鴨方竜王山】を眺め、その昔を偲んだ後、下山に取り掛かる。
 初めは、国土調査のテープに導かれて南下するも、思い直して、三郎島の眺望を楽しもうと東の「お台場跡」を目指すことに変更。案の定、急坂で、木に捉まりながら下山となり、肝心の三郎島には標高90mまで降りた時点でヤット逢えた。
 そこからやや下ると果樹園があり、やがて周回道路に下りる。(下り:約25分) 
 周回道路に降りてから、今後の参考に、東登山口となる「寄島荒神社」に参拝してルートを確認するも、これも相当な急登のよう。結果的には西からのコースが正解と思われた。ウグイスの初音も聞けたことだし、満足、満足!(H21.02.15)



三角点は稲荷宮の東

山頂から北【鉢山】の展望

二の丸跡に建つ第2鳥居

山頂から北東【鴨方竜王山】の展望
 
三の丸跡に建つ第1鳥居
   
青佐山御台場跡から東(三郎島)の展望
 
西山麓(笠岡・大島中)登山口
   
東山麓(寄島・荒神社)登山口

突堤から見た寄島富士:青佐山 (H25.09.06)