その他の基準点              

 多 角 点     多角測量(トラバース測量)を行う際の基準点

柱            石

盤  石

12

 15

 48

 15

 63

 30

 9




2 図 根 点     地形図作成に必要な点として既設の三角点、多角点以外に新設した補助基

(図等三角点)  準点又は正規の観測基準を満たしていないもの(精度は、四等三角点と同等 
  
             又はそれ以下)

                                                                      

 柱            石

 12

15

48

15

63






 写真は、[ 怒塚山] の図根点





 ・ 岩盤に嵌めらた図根点【寄島・地籍図根三角点

 ・ 「熊山」から剣抜峠に下山途中で見つけた図根点【
これ何のマーク?




 天 測 点    天文測量により天文経緯度の求められた基準点

 ←「第 号、天測点 地理調査所」の刻字

・昭和26〜33年に設置(34年以降設置なし)

・全国 48点  岡山 美星・【三山竜王山(写真)、




 原三角測点   明治11年から内務省地理局が始めた「全国三角測量」の際に設けられた三角点。

その後、参謀本部により、一等三角点として新しい標石 が設置され、

古いものは稀にしか見られない。


 @ 白髪岩 群馬・赤久縄山  明治15年10月(写真)

   上辺 15.5cm  下辺 25cm  高さ 40cm



                    A 雲取山 東京・奥多摩    明治15年12月  

                    B 米山薬師堂 新潟・柏崎  明治15年8月 



5 几号水準点   明治9年頃から内務省が始めた「高低測量(水準測量)」の際に設けられた標石。 
 

 江戸時代はフランス式の測量方式がとられていたが、内務省は

 イギリス式の測量方式を採用し、標石もこれによる。

 日本最初の水準測量は、明治9年8月から1年をかけて、東京〜

 塩竈間で行われた。


 
 写真は、皇居桜田門にある几号水準点

                          *上記4、5の詳細については上西勝也氏のHPを参照
    
                          http://uenisi01k.at.infoseek.co.jp/



6 登記基準点    不動産登記法に基づく基準点

  ←玉野市の【大仙山】で偶然見つける。



7 国調三角点

   
 ↑【福南山】(倉敷市福江)の東100m地点に祀られている祠の裏(東)に埋設されていた。(番号等はなし)



8 方位標石  天文測量が行われた際に、その位置を示す点として、埋設された標石。

   

 柱     石
 A  B  C  D E 
 12  15  48  15  63

 【大平山】(高梁市有漢町有漢)の一等三角点の北北東7.5mの地点に埋設されていた。
 北面:方位標、東面:地理調、南面:.3、西面:基本



9 街区基準点  【都市再生街区基本調査】により設置された測量の基準点
          
      街区三角点 (直径 7p)           街区多角点 (直径 5p)
      (2級公共基準点相当)                 (3級公共基準点相当)