三角点名  ー 山 名   城山  (北山城跡・大中山城跡)
所在地  和気町大中山        
コード  ー 標 高   236m  
概 況  西ノ山(宮山城跡)】の探査を終えて南下し、山陽自動車道の側道に車を停める。山容を確かめた後、側道を降りてイノシシ捕獲用の罠に挨拶してから谷筋に取り付く。ポイントには赤いテープが巻かれており、大いに助かる。凡そ15分で【衣笠山】との分岐点、鹿の頭部の標示板?に驚くが、気が付かなければ直進していたかも…。ここからは左斜面に取り付き、ヒタスラ赤いテープを探しながら高度を上げていく。途中、シダの群生地や岩場もあり、足場を確かめながら登って行く。凡そ30分で山頂に達し、先達が残してくれた古い標示板に挨拶する。(登り:約45分)
 山頂北斜面には、がけ崩れ防止用の金具が取り付けられており、足元に注意しながら遺構等を探索するが、岩石群の外にはそれらしきものは見つからず。諦めかけたところ、岩石の傍らから備前焼の破片を発見、「エッツ、これ何?」と驚く。破片は2枚だけで何物かは不明だが、そんなに古いものとは思われない。
 山頂からの展望を楽しんだ後、南の中山サーキットから聞こえてくる自動車の爆音を気にしながら往路を引き返す。(復路:約25分)
 駐車場所まで戻り、踏査した【城山】に別れを告げてから次の【狐塚城跡】に向かう。(H30.04.08)


*「北山城址」 出典「和気郡誌」 明治42.5.19 和気郡教育会編集
 浦上宗景の麾下、中山五郎左衛門の居城なりしと云う。又、同村人中山好允の系図を見るに「中山五郎左右衛門、藤原光能居、号中山氏云々、天文之頃田土邑天神山起合戦、城主浦上遠江守宗景令属旗下、所知中山村居衣笠山城、支播州勢云々、」以て参考とすべし。

 側道から見た山容 *クリックで大
 
側道から降りる
 
イノシシ捕獲用の罠がある
 
谷筋に取り付く
 
谷筋を登って行く
衣笠山ルートとの分離 *クリックで大
 
林の中を登って行く
 
コシダの群生地もある
 
岩場もある

山頂にある標識
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かなり古そう! *クリックで大

がけ崩れ防止用の金具 
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山頂から南(中山サーキット)の展望
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山頂から北【和気富士】の展望
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溜池の水の色は!
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備前焼の破片があるが…
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東10mにある岩石群 
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工事の名残か、それとも?
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