三角点名 | − | 山名 | 梅ヶ原山 | ||
所在地 | 岡山市南区小串 (【光南台アルプス】の一座) | ||||
コード | TR − | 標高 | 126m | ||
概 況 | 【宝禄山】の探査を終えて南に向い、相引港近くに鎮座する天満宮の境内に車を停める。護岸堤防から山容を確め、安全祈願をした後、集落北の畠の中を登っていく。尾根筋から取り付くこととして畠の東端から小道を登っていくと意外にも果樹園が……。そこを過ぎると全くのヤブコギ。赤いテープを付けながら、木立の間を縫うように登っていく。ヤットの事で頂上に辿りつくも、山頂を示す標識等はなく、ウバメガシの木に赤いテープを付け、その下を整理して記念撮影する。(登り:約35分) 「ふるさと岡山叢書(2)」(吉備郷土研究会 S51.2発行)には、「梅ヶ原山は、【台場山】に砲台を築いた時、遠見所を置いた所で、眺望雄大にして、遊園地として親しまれている」と記されているが(119頁)、容易にはそのような痕跡は見当たらない。また、木立が高く展望も利かず、止む無くフサアカシアの木に昇って、北【宝禄山】や南東の眺望をカメラに収める。 苦労して登った割には展望もイマイチで、やや気落ちしながら往路を引き返す。(H24.01.12) *「地方伝説の謎」(新人物往来社 S51.6発行)には、筆者(楠原祐介氏)が子供のころ聞いた話として、「大阪の米相場を備前藩が即日知るために、狼煙を挙げて、大阪から淡路島、小豆島、梅ヶ原を経由して、岡山の操山を最終中継点として城内に伝達した。その番人が(梅ヶ原山に)詰めて、いつも遠見をしていた」という話が載っている(201頁)が、確証は得られていない。【旗振り信号のルート図】 |
梅ヶ原山の頂上 |
木に昇って北【宝禄山】)の展望 |
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頂上付近jも倒木など多し |
木に昇って南東の展望 |
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奥の果樹園からは大ヤブコギ |
6合目付近から南の展望 |
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奥の果樹園への取り付き口 |
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奥の果樹園 |
相引港近くに鎮座する天満宮 |
相引港から見た山容 |