三角点名  愛宕山 (アタゴヤマ) 山名  愛宕山
所在地  和気町福富字矢谷
コード  TR45234114101 標高  241.74m
埋標日    昭和39年9月27日
地上部  13cm 方位  正常
概  況  <H22.04.24>
 【A熊山】」への登山ルートの一つ。堤防脇の空地に車を停め、農作業中の地元の人に挨拶して山道を登る。標高200m付近で展望が開け、大岩に道路公団のプレートが埋め込まれているのを発見。ここからは山陽自動車道の様子が良く分る。
 納得しながら更に登っていくと、大きな岩に小さな祠が祀られている。ご無礼をお詫びして大岩の上に立つと抜群の展望。北に【C和気富士】なども見え、正に絶景かな、絶景かな!
 ここからは山道も細くなり、微かに残された赤いテープを頼りに稜線を西に辿る。数回アップダウンを繰り返し、ようやく山頂らしきところに到着。(登り:約1時間)
 凡そ20分間、三角点を探すも見つからず。そういえば、「点の記」の現況欄にも「報告なし」とのこと、諦めて付近から小岩を集め、ケルンを積んで記念撮影。
 頂上から西の【B大谷山】の山容を確めた後、南西の奥吉原に向かって、道なきところを降りる。途中、急斜面で幾度か尻餅をつき、ヤットの事で沢筋まで辿りつき、作業道を通って集落に出る。(下り:約30分)



頂上から西【B大谷山】の展望

三角点の代わりにケルンを積む
 
標高215m付近にある祠
   
祠の上の大岩から北【C和気富士】の展望

金属票のある大岩から山陽道の展望

標高200m地点にある道路公団の金属標

西の奥吉原から見た山容
(三角点峰は右奥)



H26.09.21

 <H26.09.21 >
 前回(H 22.04)は三角点を発見できなかったので再挑戦。今回は改訂された「点の記」に従って西の和田集落からのルートに変更。和田成橋を渡って東進し、作業中の地元の方に来意を告げて空地に車を停めさせて貰う。民家の前を東に進み、獣除けのフェンスを開けて凡そ10分で作業道終点。ここからは赤いテープを探して谷筋を登っていき、石垣の東端から北に回り込む。荒れた谷筋をひたすら登っていくとやがて尾根道に辿りつく。休む間もなく尾根道を東に向かい、急坂を登りきると待望の三角点峰、スポット状に切り開かれた真ん中で標石が待っていてくれる。(往路:約50分)
 三角点峰からは、西に【倉懸山】、南に【熊山】が見えるが、東は木立が高くて展望は利かない。少し北に戻り、木に昇って北東を見ると、吉井川の東に「和文字焼き」の「観音寺山」〜【神ノ上山】の山並みが見える。いずれにしても三角点に逢えて大満足!
 
スポット状に切り開かれた三角点峰の頂上
   
三角点峰から西【倉懸山】の展望
 
尾根の急坂を東に登る
   
三角点峰の木に昇って北東【神ノ上山】の展望
 
赤いテープを探しながら登っていく
   
尾根に達するとコシダが迎えてくれる
 
作業道から山道に取り付く
   
石垣の東端から北に回り込む
 
民家の前を東に進む
   
獣除けフェンスを開けて奥に進む
 
和田集落から見た山並み(三角点峰は最奥) 
   
和田成橋を渡って東に向かう


 <下り>
 小休止した後、西周りで和田集落に下りることにして尾根道を西に向かう。尾根道はコシダが密生していて踏み跡がハッキリせず、赤いテープが頼り 。地元の方から聞いた「昔はマッタケが生えていた」との話はとても想像できず。そのうち赤いテープを見失い、地形を見て南西に下ることに。下り斜面には岩場もあるが慎重に迂回して下っていき、標高60m付近で墓地に辿りつく。ここからは草刈りがされた小道があり、ゆっくりと下っていき、フェンスを開けて駐車場所に戻る。(復路:約45分)
 地元の方に御礼を云い、和田川を渡って県道395経由で【城山】(赤磐市徳富)に向かう。
 
尾根道にはコシダが密生している
   
尾根道から西の展望(西峰・吉井川・倉懸山
 
岩場を避けながら下っていく
   
大岩から南西に下ることに
 
山腹(標高60m)にある墓地
   
密生したコシダで踏み跡は無し
 
獣除けフェンスを東に回って駐車場所に戻る
   
山裾にある集落の墓地