三角点名  ー 山名  大雄山
(おくの細道アルプスの代表)
所在地  瀬戸内市邑久町豊原
コード  TR  標高  175m
概  況  <H21.01.20 >
 【砥石山】から下山し、東登山道の傍に建てられている「宇喜多直家生誕之地」の碑に挨拶して奥(南)に進み、大雄山への登山道に取り付く。凡そ20分で豊原コミュニテイセンターからの車道と合流。左に30m程行くと「大賀島寺」の山門。
 山門を登りきると広い境内には荘厳な本堂のほか、大智明権現社、日清戦争の戦勝記念碑(明治31年建立)、宇喜多一門の供養塔、石像が座するお旅所(9m×9m)等があり、最北端には展望櫓が設けられている。
 由緒ある史跡等を見学した後、下山に取り掛かる。下山道は最北端の「杉本昌太翁顕彰記念碑」からの「猫の鼻」コース(0.9km 25分)や「林道大ヶ島線」(2.7km)もあるが、今回は、国土地理院の地図に示されている、東斜面から「日佐神社(オサジンジャ)」へのコースを辿ることにする。
 下り始めて100m位までは何とか道らしきものがあるが、それ以降はヤブコギとなる。おまけに倒木等もあり、畑(果樹園)まで降りるのに一苦労。その後は旧参道を下り、【日佐神社(オサジンジャ)】にお礼参りする。
 それにしても本日は3対の狛犬さんに会うことができ、満足感に浸りながら車道を西に向かう。

砥石山東登山道にある宇喜多直家生誕地の碑 
   
 西からの登山道と車道との合流点
 
大賀島寺の山門
   
大賀島寺の本堂(重文)
   
宇喜多一門の供養塔
 
  境内南東に聳える戦勝記念碑
 
山頂北にあるお旅所の石像
   
山頂北端にある展望櫓


 <H26.07.17>
 【雀岩】の探査を終えて坪相乢まで引き返し、北に向かって登り返すと林道に出会う。東に進むと「宝蔵岩」の案内標識があるが本日はパスして舗装道を大賀島寺に向かう。凡そ40分で大賀島寺に到着し、県下最大級の本堂(2011.6.27国指定重要文化財)に参拝した後、北に向かう。宇喜多一門の供養塔や、最高点(標高175m)にある治山石碑に挨拶した後、展望櫓に登って360度の展望を楽しむ。…が、本日はあいにく曇っていて遠望は利かない。それでも東の錦海湾や北の【熊山】等は良く見える。
 しばし展望を楽しんだ後、「猫の鼻」下山路から北に下り、「馬の背」を経由して麓に降りる。そこからは県道226を西進して【砥石山】登山口に戻る。
 お土産を買うため【畠山製菓】に立ち寄ると、「最近は新聞等で「おくの細道アルプス」のことを知って訪れる方が多い」とか。結構!結構!(2016.4.11山陽新聞【おくの細道アルプスに登ろう】、2016.6.21朝日新聞【おくの細道アルプス】)
 
権現堂(大智明権現)
     
標高175mに建つ治山石碑(S45.4建立)
 
 山頂の展望櫓
   
「猫の鼻」下山口
 5合目付近の「馬の背」
   
市道への取り付き口(登・下山口)

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