三角点名  毎戸 (マイド) 山名  小丸山
所在地  矢掛町小田字寺迫
コード  TR45133742401 標高  81.82 m
埋標   昭和47年7月17日
方位  正常 地上  6cm
概況  城山】(下高末)の探査を終え、県道35、国道486を経由して、【田鶴山】の南西から、龍山城址のある小丸山に向かう。山麓にある寺迫墓地公園駐車場に車を停め、電波塔を目指して登山開始。墓地入口の石仏に挨拶し、急な階段(83段)を登り切ると矢掛西無線局の電波塔、ここからは北に延びる鉄塔巡視路を北に進む。凡そ5分で巡視路の分岐、北に進むと山頂一帯が切り開かれ、巡視路は更に北に延びている。しかし、このまま行くと前回(H21.6.23)と同じことになると慌てて引き返す。分岐点まで戻り、改めて地図・地形を確認して南西斜面に取り付き、約3m入った叢の中から白い標示杭を発見、周りを整理して標石をカメラに収める。
 三角点周辺には特に変わったものはなく、一旦矢掛西無線局電波塔まで戻り、南に延びる鉄塔巡視路を登り返すと南峯。その真ん中に送電鉄塔23が立っており、どうやらここが龍山城(別名:田鶴山城)跡のようだ。山頂からは、送電線に沿って南に笠岡の山並みが見えるが、他は木立が高くて展望は利かない。雑木が密生しているため、遺構等を探すことを諦めて往路を引き返す。(復路:約10分)
 駐車場まで戻り、岩屋山城のあった【観音山】に向かう。(H26.05.28) 
 *矢掛町史によると、本丸は鉄塔西20m四方のところにあり、正平6年(1351)陶山氏の100余騎が足利直義の上杉朝定と戦った古戦場である。(小田氏の神戸山城の支城



南峯に立つ送電鉄塔23
 
送電鉄塔から南の展望

叢の中から三角点表示杭
を発見
 
標示杭の周りを整理

電波塔(矢掛西無線局)から北に向かう
 
分岐にある送電鉄塔巡視路標識
 
寺迫墓地公園の脇を登る
   
電波塔に通じる急な階段(83段)
 
小田川右岸から見た山容(右端が龍山城趾)
   
電波塔を目指して東に入る