三角点名  日向山(ヒナタヤマ) 山名  日向山 (ヒュウガサン)
所在地  玉野市八浜町大崎馬返し
コード  TR 45133674501  標高  188.72m (最高点は201m )
埋 標    平成22年11月 5日
地上部  14cm 方位  正常
概 況  平成22年に三角点が設置されたのを知り、挨拶に訪れる。下池の堤防に車を停め、先ずは下元川集落の奥(東)にある水源池の堤防から山容を確かめた後、県道45に戻り、中池の西側から山道に取り付く。
 凡そ50mほど進むと倒れかけた竹が進路を塞ぎはじめ、谷筋まで進むと山道もなくなる。ここからは急な斜面を地形を確かめながら登って行く。そのうち赤いテープを見つけ、近づいてよく見ると地籍調査のテープ、これも参考にしながら凡そ30分頑張ると支尾根に着く。
 小休止して周りを見ると、山林境界柱の頭部に地籍調査のプレート「E77」が付いており、ここからは地籍調査のプレートを確かめながら北進する。地籍調査プレート80を過ぎると左手(西)にスポット状に切り開かれたところがあり、もしや?と思って叢の中を探すと三角点を発見。約20分かけて周りを整理し、「遅くなってごめんね!」と声をかけて記念撮影。(往路:約35分)
 三角点を確認して更に尾根筋を2分ほど北進すると日向山の頂上(標高201m)。山頂にある境界柱には地籍調査プレート84が付いており、これもカメラに収める。山頂とはいえ展望は殆ど利かず、樹間から微かに山並みが見えるのみ。また、「岡山県遺跡地図」(岡山県教委発行)には、室町時代の「楠城跡」との記載があり、それらしき跡を探すも見つからず。やや残念な思いをしながら尾根筋を引き返すことに…。
 地籍調査プレートに従って尾根筋を下って行き、73プレートを過ぎると山麓からも目印となる鉄塔23。ここからの展望は抜群で【金甲山】【怒塚山】等も良く見える。
 しばらく展望を楽しんだ後、再び地籍調査のテープ・プレートに従って急坂を慎重に下り、やがて県道45に出て駐車場所に戻る。(復路:最高点から約35分) (H27.11.28)

<山名の件>
 地元では「日向山」を「ヒュウガサン」と呼び、また屋号が「日向屋」(ヒガヤ:ヒュウガヤの転?)という民家もあるとのことなので、山名を「ヒュウガサン」とした。

下元川集落奥の水源池から見た山容 *クリックで大
県道45からの取り付き口 *クリックで大

山道の傍に横たわるドラム缶

竹林の中の山道を登る

自然林の中を登る

地籍調査の赤いテープも参考にする
 
尾根筋には古いテープが張られている
 
地籍調査のプレートを確かめながら進む 

尾根筋はなだらかで歩き易い
三角点のある切り開き *クリックで整理後

真新しい軽量標識 *クリックで大

日向山の頂上
(最高点:201m)

日向山の頂上にある境界柱
 *クリックで大

山頂の樹間から北東の展望
 
尾根筋を下る
   
鉄塔23から南の展望

鉄塔23から北東【金甲山】の展望*クリックで大
 
鉄塔23から見た日向山の頂上*クリックで大
 
地籍調査のテープに沿って下山
   
「L002」のプレートが付いている岡山県境界柱
 
県道45との出会い(登・下山口)
   
県道45の東には上池が見える