三角点名  帽子岩 (ボウシイワ) 山名  イモリ岩
所在地  和気町田原下字大谷
コード  TR35234116001 標高  189.80m
埋標日  明治24年 6月14日 方位  北北東   地上部   21cm
概  況  山名に魅せられて訪れる。吉井川右岸から山容を確めた後、峠コミュニティハウスの空地に車を停める。集落の中を通って谷筋を南進し、最奥の民家から墓地の脇を通って東の斜面に取り付く。地元の古老の話では、南の原集落からイモリ岩への山道を通って石生小学校に通ったこともあるとか。当時は山道も良く整備されていたようであるが、今は可なり荒れており、その面影は無い。凡そ30分で9合目の大岩、北東の【A神ノ上山】や吉井川の田原井堰を眺望した後、南西に見える大岩(山頂)を目指して登る。凡そ5分で山頂。三角点は切り開かれた山頂の真ん中で冬の日差しを浴びていた。(登り:約40分)
 山頂の東に、山名の由来となったと思われる大岩が立っているが、それにしても何故イモリ?とても動物のイモリとは似ても似付かず、さてはあの岩の頂に飯を盛る「飯盛り」が転じて「イモリ」となったのか?帰宅してから確認することに……
 大岩から北東〜南東の展望は絶景で、【C和気富士】や和文字焼きの「和」の字が良く見える。更に北東には「鵜飼川温泉」や、遠く【A神ノ上山】も確認することができる。
 しばし、眺望を楽しんだ後、往路を引き返す。(下り:約30分)(H23.12.07) 



山名の由来となった?大岩(桃みたい!)

三角点は雑木山の山頂

山頂東から東【和文字】の展望

山頂東から南東【C和気富士】の展望

9合目の大岩から北東【A神ノ上山】の展望

9合目の大岩から山頂を望む

吉井川右岸から見た山容
   
峠集落の南端から取り付く