神社名  思稲荷神社
鎮座地  岡山市南区小串
大きさ  @36×22×54       A計測不能
年 代   @不詳 (?戊年)     A 不詳
作 者  @東京青山  石勝    A 不詳
備 考  「小串砲台跡」を訪ねた帰りに参拝した神社。民家の間の石段を登り、2つ目の鳥居を潜ると海の見える高台、拝殿前で狛狐さんが迎えてくれる。何時ものように境内を一周し、祈願してから狛キツネさんの観察。セメント造で左右とも若干損傷しているがナカナカの細工もの。ちなみに作者は東京青山の「石勝」で、東京では【神田神社】や【山王日枝神社】でもおなじみの作者。製作年の一部剥がれて「戊年」しか残っていないが、いずれにしても奉献者は、上京して活躍され、故郷に錦を飾られたのであろう。
 特に右側の子キツネを庇う親の視線の鋭さは正に絶品、是非参拝の上、拝見されたし!
 また、拝殿前の叢の中には備前焼のキツネさんが座しているが何とも痛々しく、境内の片隅でソッと余生を送らせてあげては…。(H24.01.12)

@拝殿前
*クリックで大
 
左:鞠抑え   右:子連れ
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A拝殿東境内