三角点名  中泉 (ナカイズミ) 山名  山空
所在地  岡山市北区御津中泉字梅沢田
コード  TR35233178001 標高  348.07m
埋標日  明治24年6月11日 方位  正常   地上部  22cm
概  況  C月見山】の探査を終えて県道31号線を下り、御津スポーツパークから山容を確かめた後、市道御津建部線に入る。
 中泉集落から旧道を北に進み、熊見峠付近の空地に車を留める。装備を整え、左(西)の山道(巾約2m)に取り付き、ひたすら登っていく。凡そ15分で三叉路、ここから左(南)の山道を進んで行くとやがて道の両サイドに古い石垣が見え出し、集落があったことが覗える。峠近くで右(北)の山道に取り付き、雑木林の中の墓石等を見ながら登っていくと今度は屋敷跡、土塀の瓦などが残っており、何だか寂しそう。更に登っていくとやがて古い建物が見え出し、山空神社に到着。参拝後、北の桧林の中で待っていてくれた三角点に挨拶をする。標石は120余年を経ても未だ元気、あやかりたいものだ。(登り:約30分)
 計測後、登ってくる途中に出会った地元の方から、「昔は、山空神社で相撲を取っていた」との話を聞き、土俵の跡を探すもそれらしきものは見つからず。山空神社の焼物の祠2基(宇甘 宮本氏、河田助五郎の刻字あり)に挨拶して往路を引き返す。駐車場所まで戻り、中泉集落まで降りてから、次の【C熊見】に向かう。(下り:約20分)(H25.04.12)



山頂に鎮座する山空神社(奥に2基の祠)
 
三角点は山空神社の北12m

峠付近で右(北)に進む
 
山道脇にある古い屋敷跡

三叉路を左(南)に進む
 
道沿いにある古い石垣
 
峠付近から左(西)の山道に取り付く
   
再整備された山道には車の轍がついている
 
御津スポーツパークから見た山容