三角点名  丁 (ヨウロ) 山名  ー (山下記念公園)
所在地  浅口市鴨方町六条院中字丁
コード  TR45133642601 標高  24.38m
埋標日  平成20年 7月29日 方位  正常   地上部  13cm
概  況  C天神山】の調査を終えて県道64号線を北上し、JR山陽本線の踏切を渡って里見川沿いの道を東に進み、丁集落に入る。
 山下記念公園への案内標識に従って北に進めば突き当りが目的の公園。駐車場に車を留めて公園入り口に向かうと、池の外側フエンスに留まっていたアオサギがユックリと飛び立つ。「邪魔してごめん!」と詫びを云いながら三角点の計測等を行う。新設されて間もないこともあって方位等は正常。
 計測後、かつて山下家の玄関だった長屋門の横を通って中に入り、解説板を読んで敬服する。傍らのノートには、町内の方々が定期的に清掃をされていることなどがメモされており、コミュニティの良さに感心する。
 公園の南にある大師堂にお参りすると、こちらも綺麗に清掃されており、身も心も清められる。
 大師堂の上方に登って南西を展望すれば、先ほど調査した【C天神山】等を見ることが出来る。
 小休止した後、次の【丁山】(ヨウロヤマ)向かう。(H24.12.01)


*「丁」(ヨウロ)の由来
 伝説では、「吉備真備が、遣唐副使として入唐する途中に立ち寄った際、この地区の疫病を治められた。そしてこの地を去るに臨み、撞木杖(しゅもくづえ)を留められた。その形が丁字に似ているので、丁(よぼろ)といった。それが後に訛って、「ようろ」と称するに至った」と伝えられています。
 (出典:浅口市観光協会    http://www.asakuchi-kanko.org/blog/index.php?itemid=70


 
三角点はフエンスの外側(西南)

大師堂の上から南西【C天神山】の展望

公園内の池のフエンスに留まっているアオサギ 

記念公園の南にある大師堂
 
記念公園の入り口に立つ灯篭(文政10年建之)

記念公園内の遊び場と休憩舎
   
江戸後期に建てられた「長屋門」
 
山下記念公園の解説板