三角点名 | ー | 山 名 | 医王山 | ||
所在地 | 津山市吉見 (医王山城、祝山城、岩尾山城跡) | ||||
コード | − | 標 高 | 343m | ||
概 況 | 中世山城として津山市の重要史跡に指定されている医王山城跡のある山、山トモと愛車のバジェロで訪れる。 麓の岩尾寺の住職さんに来意を告げ、駐車場に車を停めさせて貰う。登山口にある医王山城跡の解説板を読んでから登山道に取り付く。100m程登るとイノシシ除けの鉄柵があり、扉を開けて入山し、鈴を鳴らしながら登って行く。沢筋にはパイプの橋が架かっており、敷板が滑りそうなので要注意。しばらく登ると観音堂との分岐、安全祈願をしてから登山道に戻る。急坂が続くが、地元保存会によりステップが設けられ、ロープが張られていて感謝しながら登って行く。9合目付近の広場(出丸跡?)を過ぎ、登山道脇の仮設トイレを過ぎると間もなく山頂。(往路:約40分) 山頂からの眺望は素晴らしく、流石は本丸跡と感心する。また、平坦部(20×12m)の一部には石塁・石組が残っており、往時を偲ぶことができる。 小休止した後、北端から南に回り込んで二の丸跡に向かう。散策路はやや荒れているが足元を確かめながら下って行くと細長い二の丸跡(6×35m)、更に下って行くと広い三の丸跡(15×10m)。ここからの眺望も格別で、山トモもカメラのシャッターをしきりに切っていた。郭内はフラットで、中心部には石列が、また西〜北には土塁(高さ1.5m)が残っており、当時を想像して暫く歓談する。 三の丸跡からの眺望を堪能した後、本丸跡に戻り、塩屋城跡への取り付き口を確認するも、時間の関係もあって本日はここで切り上げることとし、登って来たルートを、顔や身体に触れる小枝等を整理しながら引き返す。(復路:約30分) 山麓まで降り、岩尾寺の住職さんに御礼を言って岡山に向かう。(2017.12.03) |
岩尾寺 |
岩尾寺前から見た医王山 | 登山口にある医王山城の解説板 |
イノシシ除けの柵を開いて登る | 橋板は滑るので要注意 | |
岩尾寺の奥ノ院の観音堂 | 急坂にはステップが設けられている |
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山頂(本丸跡) | ||
山頂(本丸跡)から北〜北東の展望 | 二の丸跡〜三の丸跡への取り付き口 | 二の丸跡 |
三の丸跡 | 三の丸跡から北東(公郷仙)の展望 | 三の丸跡から東(山形仙)の展望 |
本丸跡から塩屋城への取り付き口 | 山頂(本丸跡)から南東の展望 | 山麓の初冬風景 |