三角点名  ー  山 名   高島・岩盤山(イワサカヤマ)
所在地  岡山市南区宮浦  (高島)       
コード  ー 標 高   31.5m  
概 況  光南台公民館主催の「高島再発見講座」の一環として、現地を訪れる。宮浦港から出航して高島の波止場に着き、先ずは【高島神社】に参拝して往時を偲んだ後、東の海岸線に出る。山麓に設けられていた散策路は高波等に浸食されて崩壊しており、危険を伴うので潮が引いた砂浜を北進する。88ヶ所札所の石仏に巡拝しながら約500m進んで左の平地に入る。50mほど進むと山麓に小屋があり、その手前の菜園にはカボチャとナスが栽培されていた。そして、池には風流な橋が架けられていたが雑草が茂っていて渡れそうになく、手前を西進すると西浜に出る。岡山港に出入りする船舶を見ながら南進すると断崖に摩崖仏と梵字等が彫られていた。更に南に回り込むと岩盤山への登山口。リーダーが張ってくれたロープに掴まりながら急坂を登り切り、尾根筋を北進するとやがて山頂に達する。(登山口から7分)
 山頂には大きな自然石が点在しており、一番大きな岩石:磐座の傍で記念写真を撮す。楽しみにしていた山頂からの展望は木立が高くてダメ、また、以前は北に降るルートもあったようだが、これも立木等に阻まれて通行不能(大ヤブコギ)に付き、やむなく往路を引き返す。
 浜辺まで降りて各自ゴミ袋を持って漂着したゴミの回収、一人で2袋を回収した人もいた。迎えに来てくれた船に乗り、今日のコースを振り返る。当地は瀬戸内海公園の区域内でもあり、神話伝説の史跡でもあることから、皆がもっと気軽に探訪できるようにならないものか?そんなことを話しながら宮浦港に向かった。(H30.10.21 )

 
船上から見た高島神社
   
神武天皇聖蹟高嶋宮顕彰碑
 
高島(嶋)神社鳥居
 *クリックで大
   
88ヶ所巡りの石仏
 
浜辺で見つけた軒先瓦の破片
   
菜園の北にある池と橋

西壁に書かれた梵字等
 
摩崖仏の奉献者名  *クリックで大 
 
岩盤山への登山口
   
竹藪を切り開いて付けられた山道
 
岩盤山頂上
   
磐座(高さ約3.5m)