神社名   高島(嶋)神社             (岡山県神社庁加盟
鎮座地   岡山市南区宮浦
備 考   当地は、「古事記」「日本書記」に神武天皇が東征の途中に立ち寄ったとされる「吉備高島」の候補地の一つ。地元では、文部省から、昭和15年(1940)に「神武天皇聖蹟高嶋宮伝説地」の指定を受けたこともあり、多くの氏子達が崇拝しておられるようだ。
 社頭を護る狛犬も威厳と貫録を備えており、台座には奉献者名もハッキリ刻まれている。また、本殿・幣殿・拝殿も豪壮であるが、島に渡る定期船がないため、随時参拝できないのが誠に残念。
 (山頂へのルートは【高島岩盤山(イワサカヤマ)】を参照)

➀ 高島
 
拝殿・本殿
 
仙蔵・新兵衛・弥兵衛
  天保2年(1831)
作者:不詳 
高さ:85㎝

助右衛門・半兵衛
   
    木製鳥居(平成29年(2017)再建)

② 遥拝所  
  県道№74沿いに鎮座する神社。対岸には「高島」が見え、秋祭りには宮浦港から高島に神様をお迎えに行くことになっている。境内の南口には立派な石の鳥居が建っており、その奥でユニークな表情の狛犬さんが頑張っている。本殿奥(北)の遥拝所からは高島が正面に見え、日頃はここから遥拝することになっている。
 
遥拝所から見た高島
 
本殿
  昭和34年(1959)
  作者:不詳
  高さ:92㎝ 
        
  
明治12年(1879)建立