長船美しい森　　瀬戸内市長船町

　　　＜長船美しい森＞　　　　　　　　　　　　　　　　「長船町史」要約
　岡山県では、平成5(1993 )年から、県民が森林に慣れ親しみ、森林を守り育てる気風を醸成するため、
「森づくり運動」が行われており、「長船美しい森」は県下4番目の施設として、平成10（1998）年5月にオー
プンした。（県内の「美しい森」：里庄、勝山、久米南、東粟倉、真備、高梁、新見、和気、倉敷）
　磯上油杉地内の牧場跡地の約46haを利用して、拠点施設のビジターセンター、バンガロー、キャンプ場、
展望台、炊事棟、イベント広場、たき火広場、遊歩道（延長4,800m)、フィールドアスレチックなどを備えてい
る。また、場内には大規模な植樹も行われており、子供から大人までスケールの壮大な自然体験学習ので
きる場所として、町内はもとより、県内外から訪れる人も多い。

三角点名	ー	山名	長船美しい森
所在地	瀬戸内市長船町磯上
コード	TR　ー	標高	230m
概　況	月末に行われる岡山県山岳連盟主催の「自然保護研修・観察会」の下見を兼ねて訪れる。県道№381沿いの柏山集落から東に入り、「長船美しい森」の案内板に従って東に進み、標柱の脇に咲く四季桜に迎えられてビジターセンターに着く。　管理人さんからパンフレットを貰い、遊歩道（車道？）を東回りで登っていく。道の脇のアチコチにイノシシの堀り跡が残っており、管理人さんの「今年は特に多いので気を付けて！」との注意も頷づける。周りの紅葉を楽しみながら凡そ20分登ると東峰の展望広場に到着。展望櫓はないが、西～北～東の紅葉した山々や、備前市西部の街並みが良く見える。　小休止した後、西峰への踏査を試み、取り付き口から西進するも遊歩道？は荒れており、途中から林の中を通ってヤットのことで山頂らしきポイントに到着（約300mに20分かかる）。しかし、山頂標識等はなく、また、展望も山頂北から東に僅かに開けているのみでそれ以外はダメ。　やや残念な思いをしながら林の中を通って東展望広場に戻り、再度、展望を楽しんだ後、往路を引き返す。　折角の機会なので7合目付近から西の遊歩道に入り、イノシシ捕獲用の檻（2か所）の脇を通って尾根筋まで来ると、遊歩道には雑草が茂り、下るのも一苦労。それでも見当を付けて下っていたが、5合目付近でついに遊歩道から別かれて林の中を下ることに。3合目付近で再び遊歩道に合流して、「冒険の森」登り口に到着。（下り：約40分）　管理人さんに御礼を云って次の【③飯井】に向かう。( H 25.11.27)