三角点名 | − | 山 名 | 大廻山(東峰) | ||
所在地 | 岡山市東区草ヶ部 | ||||
コード | − | 標 高 | 196m | ||
概 況 | 古代朝鮮式山城として国指定史跡になっている「大廻・小廻城跡」のうち、【小廻山】については既に調査済みで今回は大廻山の探査が主目的。県道220を東進し、草加部集落にある案内板を確認して北に入る。 溜池を過ぎて池尻からの舗装道と合流して更に登って行くと道路脇に貯水タンク(加圧ポンプ場)があり、西に見える小廻山を撮影した後、北に向かうとやがて岡山市産廃保管場所、その手間の空き地に車を停める。 交差点北詰にある解説板を読んでから、北に延びる集落道を降る。犬の吠える声を聴きながら約200m降り、民家の脇を通って南斜面に取り付く。果樹園の中の作業道を登り切ると木立が増え、やがて山頂。(駐車場所から約15分) フラットな頂上で列石等を探すも山頂南約20m地点で境界柱を見つけた以外、それらしき物は発見できずザンネーン!記念にヒサカキに赤いリボンをつける。 小休止して西峰に向かうと、尾根筋にツタで覆われた小さな盛り上がりがあり、よく見ると割り石が積まれていた。どうやら開墾した際に出た割石を積んだようで、これも古代山城の証拠の一つか?更に西進すると約100m先に大廻山西峰が見るがそこに行くのが大変!1mを超すササの中をノイバラのトゲに刺されながらヤットのことで辿り着く。山頂には山荘らしきものが2棟建っているが現在は使われていないようだ。(東峰から約10分) 2mを超すササ等が茂っていて直下することは不可能と判断し、南に見える電柱に沿って下山することに決める。微かな踏み跡を辿って電柱(コメグリヤマ分16A3 )に着き、西方に見える小廻山を確認した後、荒れた山道を降って駐車場所に戻る。(東峰から実15分)(H30.03.03) それにしても折角の国指定史跡、もっと大勢の人が訪れやすいように整備できないものだろうか? *「大廻・小廻城跡」については、岡山市発行のパンフレット【大廻小廻城跡】をご参照ください。 |
草ヶ部集落からの進入口*クリックで大 |
道路東側にある貯水タンク |
貯水タンク前から見た【小廻山】 |
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城の縄張り図 *クリックで大 | 解説文 *クリックで大 | ||
集落道を北に降る *クリックで大 | 取り付き口 |
果樹園の中を登って行く |
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果樹園の上部 |
山頂には雑木・笹が茂っている |
山頂南20mにある境界柱*クリックで大 |
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割石が積まれている *クリックで大 | 西峰の眺望 *クリックで大 | |
1mを超すササやイバラで難渋 *クリック | 西峰の取り付き部 *クリックで大 |
頂上付近にある山荘 |
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電柱(コメグリヤマ分16A3 )が目印 |
電柱付近から見た【小廻山】 *クリック |
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