三角点名 | ー | 山 名 | 城山(ジョウヤマ) (真鍋城跡 ) | |||||||
所在地 | 笠岡市真鍋島字城山 | |||||||||
コード | TR − | 標 高 | 84m | |||||||
概 況 | 【城山】(C岩坪)から山容を確かめた後、尾根筋(遍路道)を一旦下り、登り返すと約20分で「真鍋城跡」。取り付きには石垣が残っており、大きな自然石も取り込んである。山頂には城郭を示す礎石等もあるようだが、残念ながらそれらを探す時間的余裕ががなく、笠岡市指定史跡の解説板を読んで当時を偲ぶ。やや残念な思いを残しながら真鍋島88ヵ所札所の石仏(12:虚空蔵菩薩、13:11面観世音菩薩)に安全祈願をした後、西に降り、「島宿・三虎」に向かう。(H31.03.05) |
尾根筋を西に向かう |
山頂に残る石積 *クリックで大 |
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畑の脇に咲くサクラ *クリックで大 | |||
スイセンも満開 *クリックで大 | 海岸線にある「島宿・三虎」 |
<真鍋城跡の沿革等> 出典:笠岡市発行「真鍋島」パンフレット 主郭。標高84m。真鍋島では平安時代末期に藤原氏の一族が水軍の根拠地を置いて真鍋氏を名乗り、全盛期には付近の島々を悉く支配下に治めていたという。真鍋水軍の本拠地であった真鍋島の東部には、中世の城跡が2ヵ所残っている。地元では島の東端の城を「しろやま」、その南西にある山を「じょうやま(ジャーマ)」と呼ぶ。島の最高峰である東端の城山にあった城が本城と云われ、より規模の大きな城跡とがあったと思われるが、明治以降の採掘で頂上は原形を失っている。(昭和35年市の史跡に指定されている。) |