三角点名  − 山 名  大平山(西峰)
所在地  倉敷市宮之浦                        (「西山城跡」)
コード  − 標 高  92m
概 況  倉敷市役所玉島支所で開催されている写真展「ふるさとの古城を撮る2」を観賞していて、初耳の「西山城跡」を訪ねることに。
 山麓の【厳島神社】に安全祈願し、遊園地付近から山容を確かめてから舗装道を登って行く。道脇に咲く梅の花に歓迎されながら高度を上げ行き、山頂近くの広場に車を停める。装備を整えてから安全柵の付いた急坂を登って行くとやがて道がなくなりヤブコギとなる。荒れた草地の中には古い石垣も見えるが、古城の壇ではなく、野菜畑の跡のようだ。凡そ10分で山頂の中心にある鉄塔に着く。
 山頂の東には古い作業小屋が残っているが、周辺の畑は荒れ放題で、ここ数年は手入れがされていないようだ。古城の痕跡を探すも見当たらず、30m程北東に進んで北の鉄塔の周辺でも遺構等は見当たらずザンネーン。
 北の鉄塔の下方には畑があり、柿や梅が栽培されていた。梅の花が春を告げる中を東に進むと細い山道があり、赤いテープに導かれて南東に降って行くとやがて舗装道に出る。どうやら鉄塔巡視路を兼ねているようで此方からの方が取り付き易いようだ。
 舗装道を西進して駐車場所に戻り、南西〜北西に開ける絶景をカメラに収めた後、次
の【大平山】に向かう。(H 30.03.12)

 *「連島町史」(昭和31.3発行)には、「西山城:宮ノ浦の西方の山頂にあり、城主は備中石川左衛門又はその部下」との記述がある。
*以下の写真は何れもクリックで大涯
遊園地付近から見た大平山西峰
舗装道を登って行く
舗装道からの取り付き道
荒れた草地
 石垣も見えるが…
 南の鉄塔
古い作業小屋が残っている
北の鉄塔
 鉄塔北斜面の畑
 
梅が咲いている
小道を南に降る
 赤いテープがある
舗装道へ出る
舗装道からの取り付き口 
駐車場所から南西の展望

出典:「連島町史」(昭和31.3発行) *クリックで大