三角点名  ー 山名  横手山 【井原富士】
所在地  井原市井原町                 (愛称「舞鶴富士)
コード  TR − 標高  179m
概  況  地元の人から「井原富士」と親しまれ、敬われているだけあって、登り口から駐車場、カメラポイントまで親切に教えて頂いた。
 その名もゆかしい「舞鶴公園」に駐車し、弘法大師像に挨拶して昭和橋南詰めの石鎚神社参道から登山開始。参道は、霊場廻りの遍路道でもあり、きれいに掃除されている。急坂を15分ほど登ると石鎚神社の奥宮。家内安全を祈願し、西に進むと右手に古い小屋が見える。雑草を掻き分け登ってみると、屋敷跡らしきところに石造の祠があり地蔵尊が祀られている。周りの雑草を刈り払って、咲いていたキキョウを供える。
 さらに奥に進むと、平地が広がり、畑に野菜が植えられていた。そのとき何かが奥に逃げていくのでよく見るとイノシシ。ラジオをつけていたので、珍客に驚いて山の中に消えてしまったようだ。
 「ゴメン。ゴメン」と云いながら、さらに西に進むと【経ヶ丸】に通じる車道に出る。これが、古老から「車で近くまで行けるよ」と教わった道。
 もう一度往路を引き返し、横手山城の遺構を探すも俄かにはそれらしきものは見当たらず。地蔵尊と石鎚神社にお礼参りして山を降りる。
 舞鶴公園から対鶴公園に移動し、井原富士が古老から教わった「鶴が羽根を広げた形」に見えることを確認する。*井原高校の校歌や学校行事も「鶴」とは縁が深いとのこと。(H20.09.06)



頂上付近の畑から西を望む

頂上から200m西に進むと【経ヶ丸】への車道

石鎚神社付近から東南を望む

頂上付近から南を望む

9合目付近に祀られている石鎚神社奥宮

石鎚神社の奥に祀られている地蔵尊

石鎚神社の参道口

登り始めて直ぐに出合った巨大石碑

新橋付近から見た「井原富士」(横手山)