三角点名  平山 (ヒラヤマ) 山名  ?山
所在地  岡山市北区平山字川内山          (「カジヤマ」陣跡)
コード  TR45233064601       標高  33.50m
埋 標    昭和34年 8月298日
地上部  14cm 方位  正常
概 況  高松城址公園の見学を終えて北に向かい、大村池の西で作業中の地元の方に来意を告げて車を置かせて貰う。(「陣跡である」との話は地元でも余り伝わっていない)
 ビニールハウスの横を通り、三叉路を北に進んで山道に取り付く。道端の6地蔵さんに挨拶して山道を登って行くとやがて草薮になり、顔をシバカレながら頑張るとやがて山頂。(往路:約20分)
 山頂には栗の木があり、その周辺を探すも、膝まで伸びた笹の中からは容易には見つからず。GPSで確かめながら探すと、山頂の少し西の茂みの中から黄色の三角点標示標を発見、周りを整理してカメラに収める。
 事前調査では、高松城水攻めの際(天正10年:1582年)、浅野弥兵衛・宇喜多忠家が陣を張ったとのことであったが、今は木立に囲まれて展望は全くなし。
 やや残念な思いをしながら南に少し下ると、最近は利用されていない古い小屋があり、山道が荒れているのも止むを得ないと納得しなが山を降りる。(復路:約15分)( H26.10.14)



草に覆われている三角点

周りを整理した後の三角点
 
山頂直下の古い小屋
   
山頂にある栗の木

100m程は草も刈られているが…

その先は草薮

三叉路を北に進む

山道の脇に建つ6地蔵

南の大村池越しに見た?山

ビニールハウスの横を北東に進む
 
<妙義山古墳>  (岡之鼻陣)  
 三角点の探査を終えて地元の方に御礼を云うと、「大村池の南に妙義山古墳があり、こちらの方が有名」とのこと、耳寄りな情報なので探査する。 
 草の刈られた二ノ段から取り付き、
山頂に向かう。笹の茂った急坂を登って行くと、山頂には小さな祠が祀られていた。以前は時季に応じて参拝されていたようであるが今はそうでもなさそうだ。
 山頂から南を見ると、竹藪の東横から高松城址公園の一部を見ることができ、高松城水攻めの際、陣を張るならこちらの方が良かったのではないかと思った。(後で分かったのだが、当地には羽柴秀勝が陣を張ったとのこと …ヤッパリ。)そして、本日最後の【太閤岩】に向かった。
( H26.10.14)
 
山頂にある祠
   
山頂から南の展望(中央に高松城址公園)
 
二ノ段から見た山頂
 
二ノ段から南の展望 (中央に高松城址公園)