三角点名  郷路 (ゴウロ) 山名  ?山
所在地  津山市阿波字郷路北
コード  TR 45234712001   標高  929.86m
埋 標    平成 7年 5月18日
地上部  5cm 方位  正常
概 況  C大路谷】の探査を終えて林道を南下し、壊れた小屋前で昼食を摂る。
 昼食後、折角の機会なので三角点探査をすることになり、電柱(アバ分173)の南から西のカヤ原に入る。「点の記」には「尾根まで作業道あり」と記されているがそれらしき道は見当たらず、獣道を30mほど進んで植林に取り付く。植林の中も道らしきものはなく、ヒタスラ登って行くとスポット状に切り開かれた所もあるが電線を引くためか。電柱・電線に沿って高度を上げ、やがてフラットな山頂に着く。電柱(アバ分162)の傍には管理人小屋らしきものが建っているが、案内板等の字は風化して読めない。小屋から土塁に沿って南に50mほど下り、手分けして三角点を探すも容易には見つからず、ギブアップ直前、倒れていた標示杭と落ち葉に埋もれていた金属標を発見し、歓声を挙げる。(山頂まで約20分、三角点発見まで更に約25分)
 標示杭の汚れを拭きとり、金属標の頭部を綺麗にして記念撮影。ヤットのことで三角点に逢うことができ、皆の顔もほころび、本当に嬉しそう!
 なお、三角点を探していた際、三角点の南西50m付近の岩の上に地蔵尊(文化11年(1814)8月建之)が祀られているのを見つけ、古くから山越え道があったことが分かる。
 三角点に別れを告げ、植林の中を引き返して林道に戻る。(復路:約15分)
 林道脇のマユミに「お疲れさん!」と労われ、満足感に浸りながら布滝駐車場に向かう。( H 27.11.20 )



林道脇にある小屋跡

林道から西のカヤ原に入る
 
植林に取り付く
   
植林の中をヒタスラ登って行く

スポット状に切り開かれた所もあるが…
山頂付近にある小屋 *クリックで大

倒れていた標示杭を立て直す
落ち葉等に埋もれていた三角点*クリックで大

岩の上に祀られている地蔵尊
 *クリックで大
林道脇にあるマユミ  *クリックで大