三角点名  楪城跡(ユズリハジョウセキ) 山 名  楪山  【楪城の推移
所在地  新見市上市字長ぞふり
コード  TR45233433401 標 高  486.90m
埋 標   平成18年 8月21日
地上部  7cm (軽量標識) 方 向  正常
概 況  山名(城名)に興味が湧いて訪れる。国道180から矢口集落に向かい、約1.7q地点から右に入って駐車場に車を停める。( 10台は駐車可能)
 案内板を確認してから集落道を登って行くと手作りの指導標識があり、一安心。道脇にある解説板を読んで昔の出来事に思いを馳せながらジグザグのコンクリ道を登って行く。凡そ15分で地道となり、やがて一の壇に到着、更に一踏ん張りして本丸に登る。
 本丸跡は流石に広く、記念碑を確認した後、山頂からの展望をゆっくりと楽しむ。
 本丸から降りて記帳箱のノートに謝意を込めてコメントを記載し、花(鼻・端)の丸に立ち寄った後、二の丸に向かう。本丸東(四の壇)にはトイレも整備されており、流石は市の指定史跡!来訪者の事も考えられている。
 帯郭を過ぎて東進し、急坂を登り切ると二の丸に到着、解説板を読んでから南端に設置されている三角点の探査、覆っている草を整理して標識を観察する。
 二の丸からの展望も格別で、流石に好位置であることに感心する。南に降れば三の丸に行けるのであるが、暑さ(35℃)との関係もあり、三の丸へは大手門ルートによることとし、往路を引き返す。(復路:約20分) (H29.07.15)
*以下 何れもクリックで大
杠城址見取り図  出典:「新見市史」 H5.3.1発行   
国道180から矢谷への進入口
市道から集落への進入口
駐車場にある案内板

登城口
登城ルート脇にある案内板
急坂をジグザグに登る
コンクリ道から地道に変わる
急坂を登りきると一の壇
本丸の登り口にある記帳箱
本丸にある記念碑(H16.11建)
 
本丸にある解説板
本丸から東南(天叟寺)の展望
花(鼻・端)の丸
本丸東(四の壇)にあるトイレ
二の丸への途中にある帯郭
二の丸の登り口
二の丸にある解説板
二の丸の南端にある三角点
方位等は正常
二の丸から西(集落)の展望
二の丸から南(三の丸)の展望

対岸の馬塚集落から見た山容(左:二の丸・右:本丸)
 
山名(城名)となったユズリハ
(山中の各所でみられる

  <三の丸>
  国道180脇の案内標識を確認し、大手門への指導標識に従って車で登る。天叟寺前で標識を再確認して更に奥に進むとやがて駐車場。(2〜3台分)
 装備を改めた後、コンクリ道を登って行くと凡そ10分で三の丸・二の丸の分岐。左(東)の山道を進むと間もなく堀切があり、三の丸の登城口。急な山道を登って行くと四の壇に古井戸がある。山頂での水の手配はさぞ大変だったことであろう!そして三の丸の頂上。
解説板を読んで遺構を確認するが、本丸〜三の丸が備中松山城に次ぐ規模であることに改めて感心する関ヶ原の戦いに敗れて廃城になったとは言え、地元にとっては貴重な史跡であり、「楪城を守る会」に敬意を表しながら往路を引き返す。(往路:約20分、復路13分)(H27.07.15)
国道180脇にある楪城の標識
大手門への案内標識
天叟寺への登り口
二の丸・三の丸への登城口
植林の中につけられたコンクリ道
三の丸と二の丸の分岐点
尾根筋に付けられた山道
堀切もある
三の丸への登城口
急な山道
四の壇にある古井戸
三の丸にある解説板
今回見かけた山野草 >
ホタルブクロ(本丸)
オカトラノオ(帯郭)
ヤブカンゾウ(大手門ルート)