三角点名  龍ノ口山 (タツノクチヤマ) 山名  龍ノ口山 
所在地  岡山市湯迫字龍ノ口
コード  TR45233074701 標高  256.78m
 埋標日   昭和31年3月4日
地上部  18cm 方位  正常
概  況  岡山市郊外にある龍ノ口山は、市民の憩いの山として多くのファンが訪れている。特に受験シーズンになると受験の神様【龍之口八幡宮】に参拝する受験生や父兄が列をなすこともある(西参道は急登でスベルことがあり、験を担いで南参道から登ることが多い)。
 三角点は八幡宮の南峰にあり、展望台の脇で静かに訪問客を見守っている。 展望台からの眺望は抜群で、時の経つのを忘れてしまうほど。
 登山コースも色々あり、季節により、仲間により、時間により、それぞれお好みのコースを楽しむことできる。(H15.10.10)



三角点は展望舎の東5m

展望舎から西方面【笠井山】を望む

祇園地先から龍ノ口山を望む

合格祈願の神様
龍之口八幡宮


 <H25.02.26>
 今回は、みつがしわ山の会第1回例会コース(JR牧山〜本宮高倉山〜竜ノ口山〜湯迫)の後半部分の実地踏査。
 路線バスの牟佐下停留所から、岡山刑務所の外を東に進み、県道81号に出て南の集落道に入る。地蔵岩を右手に見ながら山裾を100m程進み、舗装道と分かれて南西に延びる山道を進むと【龍之口八幡宮】の鳥居、更に50m程進むと左手の桧林に赤いテープが見える。ここから細い山道に取り付き
、谷筋を凡そ400m進み、桧林の中の急坂を登りきると林道に出る。八幡宮の宮司さんが利用する車道でもあり、歩き易い。2つ目のカーブミラーでは右のコンクリート道を進み、やがて四叉路、説明板は少し分かり難いが右(北)の山道を進む。凡そ5分で五叉路、小休止して案内板を読む。その中に「荒れた参道等を補修するため、土砂を境内に運んで欲しい」旨のメモがあり、用意された袋に土砂を入れて八幡宮に向かう。石段のある急な参道を登りきると、備前焼の狛犬(宮獅子)さんが迎えてくれる。かつて、息子の合格祈願に参拝したが、現在も御利益が多いのか絵馬が鈴なり。孫の学業成就を祈願する。(登り:約1時間)
桧林に取り付かず、そのまま直進したほうがスムース。【龍之口八幡宮】の旧参道でもあり、道もシッカリしている。沢筋を10分程進むと砂防堰堤(S57築堤)、更に10分程で桧の植林帯に入り、そのまま沢筋を登っていくとやがて三叉路、右に100m程進むと五叉路。(牟佐・地蔵岩前から約30分)以下、上記に同じ。(H25.03.16) 健脚向きには地蔵尾根コースがお勧め(展望抜群)

地蔵川の左岸にある地蔵岩(山頂に祠)
 
舗装された集落道から左の山道に入る

八幡宮の鳥居の脇を奥に進む
 
左(南)の桧林の細道に取り付く

直進したほうがスムース

桧林の中を登りきると林道
 
林道分岐(右のコンクリ道を進む)

四叉路のある案内標識(北に進む)
 
五叉路にある案内標識
 
備前焼きの狛犬さん(陶工:森 良明)
 
学業の神様として信仰の篤い八幡宮 

<竜ノ口山〜下り>

 小休止した後、参道を下って五叉路に戻り、竜ノ口山を目指して南に向かう。道はよく整備されており、ジグザクに登っていくと凡そ20分で竜ノ口山頂上、かつての展望舎はなくなっているが、案内板の根元にある三角点にタッチして再訪の挨拶。
 昼食を摂りながら、山頂からの展望を楽しむ。今日はウイークデーにも拘わらず、アチコチに里山登山を楽しむグループが見られ、人気の高さが覗われる。
 山仲間に挨拶をした後、案内標識を確認して南に向かう。山頂から凡そ400m下ると湯迫への分岐、桧林の中を東に回って下っていく。周辺の木立に遮られて、展望は殆ど利かない。分岐から凡そ15分で「伊木氏」の墓標、地元の史跡保存会の説明板を読んで昔を偲ぶ。ここからコンクリート路を3分程下ると浄土寺、本堂にお参りして本日の日程を終了。(山頂から約30分) 
 
 
三角点標石の近くに立つ案内標識
   
山頂からの展望は格別(南に瀬戸内海が見える)
 
桧林の中を東に回って下る
   
 分岐点にある案内標識(湯迫まで0.9km)

「伊木氏」の墓石 
   
整備された散策路を下っていく

天台宗の古刹・浄土寺(県指定史跡)
   
コンクリ道を下る

 *クリックで大
 
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