三角点名  宗津 (ソウヅ) 山名  陣山
所在地  岡山市南区灘崎町片岡字鷺之尾
コード  TR45133663901 標高  245.24m
埋標   昭和39年11月27日
方位  正常 地上   22cm
概況  宗津地区の北東から山容を確かめた後、集落道を奥(南)に進み、高台の墓地に到着。装備を整えて出発しようしたところ、犬を連れて散歩中の地元の古老に出会う。挨拶して来意を告げると、目的の山は、「常山合戦」の際、毛利方が陣を張った山とか、若い頃には良く登ったが最近は登る人を見かけない。それでも、古い山道があるので、気を付けて行ってらっしゃい!と励まされる。
 教えられたとおり、イノシシの防護柵を開けて5mほど入り、右(西)の古い山道に取り付く。(教えて貰わなければ、奥(南)に直行する恐れあり)
 溝のように掘られた山道には落ち葉が溜まって滑り易く、慎重に登っていく。凡そ25分で主尾根に達し、ここからは緩やかな尾根道を南へ回り込むと10分ほどで山頂に達する。(往路:約35分)
 フラットな山頂(15m×20m)にはササが密生しており、すぐには三角点が見つからず。ササを掻き分けて標示杭(2本)を発見し、周りを整理してカメラに収める。
 その昔、陣山と言われただけあって、東にはお城があった【常山】が、また、北西には田園地帯が木立越しに見える。(遺構等は発見できず)
 山頂から南の尾根筋を下ることも考えたが、又の機会に譲り、往路を引き返す。(復路:約20分)
 登山口まで降りて北に広がる展望で疲れを癒した後、宗津地区の氏神様である【素戔嗚神社】に参拝する。(H26.02.22)



三角点周辺を整理して記念撮影
 
山頂から東【常山】の展望
 
主尾根を南に進む
   
山頂にはササが密生

落ち葉を踏みしめながら登る
 
地形を確かめながら登る

イノシシ防護柵を開けて奥に進む
 
約5m入って右(西)の山道に取り付く
 
集落奥(南)の高台にある墓地
   
墓地から北の展望
  
宗津地区から見た山容(頂上は左奥)