三角点名  福 山 (フクヤマ) 山名  福 山
所在地  総社市(山手)西郡字福山          (福山城跡)
コード  TR451337670001 標高  302.28m
埋標日    昭和54年6月2日
地上部  15cm 方位  正常 
概  況  <1回目> H16.07.11
 国道429号線の水別から西に入り、和霊神社境内に駐車。家内安全を祈願して、遊歩道を西に向かう。松林の中を20分ほど登ると福山城跡。上り口には福山合戦で奮戦した武将大井田氏経を祀った【忠霊殿跡】があり、「関東生まれの狛犬」(栃木県鹿沼町)が頑張っている。
 一帯は吉備路風土記の丘自然公園に指定されており、三角点は、北西に展望が開ける藤棚の南東5mのところにある。

 *福山城跡は【国指定史跡(昭和11.12.16)


4等三角点標石


三角点は藤棚の南東5m

福山合戦の武将大井田氏経の顕彰碑

頂上から北(清音・総社)を望む

岡山では珍しい関東生まれの狛犬

<2回目>
 H29.09.09
幸山頂上 ➡ 福山頂上
 幸山】(幸山城址)の探査を終えて「幸福の小径」コースに戻り、福山に向かう。案内板・標識に従って散策路を登って行くと約10分で八畳岩に着く。大岩に彫られた摩崖仏に手を合わせてから、奥に回り込んで大岩の上端に出ると3人連れの先客がいた。暫らく山談義をした後、更に上方の大岩に登ってみると石造の層塔が据えられていた。
 地震があっても大丈夫かナ?と要らぬ心配をしながらコシダの中を登って行くと約10分で妙見展望台に着く。こちらには子ども連れ等2グループが眺望を楽しんでいた。挨拶を交わしてから絶景をカメラに収め、東屋の温度計を見ると29℃…ヤッパリ暑い筈!
 小休止した後、緩やかな坂道を登って行くと西郡コースと合流、そしてフラットな山頂部に着く。国指定史跡の福山城跡だけあって諸処に記念碑が建っており、これを読み解くのも一興か。木陰では先客30人程が昼食等を摂りながら談笑していた。小生も三角点に挨拶をしてから小休止。
天気の良い日には「大山」も見えるそうだが、本日はダメだった。ザンネーン! (「幸山」から休憩時間を除き約30分)

*クリックで大(以下同じ)
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左(福山)に進む
案内板に従う
 
八畳岩(岩には摩崖仏の彫刻)
八畳岩の上端からの展望
 
最上部の岩には石造の層塔が…
コシダの中を登って行く
 
妙見展望台
山頂に建つ各種記念碑
 
岡山県十勝地の記念碑(昭和10年)
福山城跡の案内板
 
福山合戦の解説板
山頂にある4等三角点
   
方位等は正常


福山頂上 ➡ ふれあい広場

 昼食を済ませ、素晴らしい眺望や遺跡等をカメラに収めた後、峠の三因古墳に向けて1,234段の階段を下る。階段周辺は切り開かれていて眺望は良いのだが、何しろ急坂なので足元に注意が必要! 階段の表示が850段のところまで下りると、上の横道コースとの分岐、今回は真っ直ぐ下り、450段のところから両脇が木立となる。下山し始めて約25分で下の横道コースに合流、ここからは古墳群の中を東に向かう。
 約15分で天神社・天神古墳群への分岐、折角の機会なので天神社に参拝する。境内には明治時代に設けられた相撲場もあり、シーズンになれば子どもたちで賑わうのかナ?

 参拝を済ませて横道を東進し、少し遠回りして集落の中の百射口常夜燈に挨拶してから、ふれあい広場に戻る。久し振りに吉備の歴史とロマンを堪能したコースだった。(山頂から休憩時間を除き約70分)
 峠の三因古墳群に向けて下る
 
眺望も楽しみたいのだが、足元が心配!
上の横道コースへの分岐
 
450段目くらいから林の中に入る
下の横道コースとの合流点
 
天神社・天神古墳群への分岐
天神社
 
天神社駐車場にある案内板
百射口常夜燈
 
西郡地区の山田池から見た山容