三角点名 | 延定 (ノブサダ) | 山名 | 深山 | ||
所在地 | 赤磐市(吉井)滝山字深山 | ||||
コード | TR 45234300201 | 標高 | 336.06m | ||
埋 標 | 昭和43年 8月21日 | ||||
地上部 | 18cm | 方位 | 正常 | ||
概 況 | 久し振りの三角点探査。県道27、国道484、県道265を経由して久米南町境の手前から林道本山線に取り付く。約500m北進して林道深山線の終(起)点に車を停める。 装備を改めて林道深山線を下っていくと約100m地点に「滝山川流域源流之地」「動植物重点観察地区」の標識が見える。今は草に覆われているがシーズン中は子供たちが観察に訪れるのか?そんなことを思いながら約10分下ると右手にコンクリ造の作業道があり、これに取り付く。急坂を登りきると緩やかな勾配の地道となり、周りの草原を見ながら東進する。約15分で鉄塔15と16との分岐、地図を確かめて15に向かう。巡視路を下っていくと林道の上端の細い山道となり、分岐から約15分で鉄塔15に着く。敷地の上端からも展望は利かず諦めて鉄塔14に向かう。約20分で鉄塔14への分岐、地図を確かめて14には立ち寄らず、東南に延びる細道を直進する。そのうち細道もなくなり、地形を確かめながら登って行くと約25分で山頂らしきところに到着する。しかし、山頂はフラットで三角点は容易には見つからず、自然林の中を右往左往していると境界柱Aを発見、続いて境界柱Bを発見、これに勢いづけられて必死に探すと境界柱Bの南東約10mの地点で三角点を発見。念願の三角点に逢えてホット一息入れる。(Pから約90分) 三角点の周辺を整理し、赤いテープを付けて記念撮影。山頂とはいえ、周囲を自然林に囲まれて展望は一切利かず。赤いミヤマシキミの実に癒されながら往路を引き返す。(復路:約60分) 駐車場所まで引き返し、次の【滝山】に向かう。 (H27.09.19) < 山名に関する余録> 「改修赤磐郡誌」(昭和15年12月、赤磐郡教育会発行)に添付されている「最新赤磐郡地図」には、「深山」と思われる地点に「天鼓山」の山名があり、点名の「延定」と共に、関連性・所以等について興味津々。ご存じの方は御一報いただければ幸甚です。 |