三角点名  滝山 (タキヤマ) 山名  滝山
所在地  赤磐市(吉井)滝山字深山
コード  TR 35234300101      標高  413.52m
埋 標    明治25年 5月 1日
地上部  16cm 方位  正常
概 況  深山】の探査を終えて林道本山線を南下し、県道265から約500m入った地点に車を停める。
 林道の西側には古いテープが張られれており、かつては松茸山だったのか?反対の東斜面にはテープは張られておらず、安心して斜面に取り付く。「点の記」には『小径を尾根沿いに進む』とあるが、それらしきものは見つからずヒタスラ尾根筋を登って行く。ようやく4合目付近には細い道が残っていて喜んだのも束の間、5合目付近からは再び道は無くなる。地形を確かめ、樹間をすり抜けながら懸命に尾根筋を登って行くとやがて山頂に到着。白い標示杭の傍らの三角点を発見。(往路:約25分)

 三角点の周辺には岩片が転がっているが、三角点標石は120数年を経ても元気で貫録十分。期待していた展望は全く利かずザンネーン。標石にソフトにタッチし、「元気で頑張ってね!」と声を掛けて往路を引き返す。(復路:約20分)
 林道を下り、県道265を滝山集落に向かう途中、大深山池付近で真っ赤に咲いたヒガンバナを見つけてカメラに収め、ルンルン気分で岡山に向う。(H27.09.19)

 <山名に関する余録>
 「改修赤磐郡誌」(昭和15年12月、赤磐郡教育会発行)に添付されている「最新赤磐郡地図」には、「滝山」と思われるれる地点に「鳥巣山」の山名があり、その関連性等に付いては今後の課題としたい。



県道から林道本山線を500m入った地点

自然林に取り付く

倒木があり、行く手を遮られる

4合目付近には僅かに山道が残っている

5合目付近から再び道は無くなり、尾根筋を登る

山頂にある三角点

方位等は正常

林道から見た滝山 (山頂が僅かに見える)
 
大深山池の県道脇に咲いていたヒガンバナ