三角点名 | 稗原山(ヒバラヤマ) | 山名 | 砥石山(トイシヤマ) | ||
所在地 | 真庭市樫東字稗原 | ||||
コード | TR3523366201 | 標高 | 418.47m | ||
埋標日 | 明治25年 5月20日 | ||||
方 位 | 南南西向き | 地上 | 13p | ||
概 況 | 山名に興味を持ち、あわよくば紅葉も楽しめるかも?との期待を持って訪れる。 県道65を北進し、三阪下集落から東の集落道・林道に入る。500mほど進むと道幅が狭くなり、軽四の轍が残っているものの可なり雑草が伸びており、無理をせず手前の空地に車を停める。 装備を整え、100mほど進むと林道の分岐、地図を確かめて左(北)の林道に取り付く。「点の記」(H22.2.5調整)によると、林道終点(100m地点)まで自動車で行けることになっているがとてもとても!30mほど進むと早速持参した鎌の出番、道まで張り出した小枝を切り落としながら奥に進む。 林道終点から作業道に変わると、草は背丈を超えるほどになり、作業にも力が入る。おまけに、イノシシのヌタバも所々に見られ、鈴だけでは不十分と、そのたびに笛を吹く。 林道分岐から20分ほどで作業道も無くなり、ヤブコギとなる。 直進は無理なので左の斜面に取り付き、東に回り込んで植林の中を3点支持で登っていく。凡そ5分で尾根筋に達し、3分ほど小ヤブコギするとフラットな山頂(直径7mほどの広さ)。標石の周りを整理してカメラに収める。(往路:約45分) 山名となった砥石の痕跡を探すも見つからず、また、南には【笹向山】が見える筈と倒れた松の大木に上がるも、木立が高く展望は全くダメ、折角苦労して登ってきたのに紅葉も観賞できずザンネーン。 雲行きが怪しくなって来たので急いで往路を引き返す。(復路:約25分) (H25.11.05) <砥石山に関する話> 下山後、駐車場所付近で清掃作業をされていた古老の話しによると、昭和20年代頃までは、山中から砥石の岩片を取って来て換金されていたそうだ。今でもその砥石で鎌などを研いでいると笑顔で話され、昔を懐かしんでおられた。 <砥(石)山> 「真庭郡誌」 (大正11.9) 美和村目木ノ西北ニ在リ、高サ3丁余。砥礪、山頂ニ於テ出デ、世ニ目木砥ト名ヅク。 |
フラットな山頂にある三角点 |
木立に遮られ展望は利かず |
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植林の中を登っていく |
尾根筋を南に進む |
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左の林道に取り付く |
谷沿いの作業道を登っていく |
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林道を東進する |
道幅が狭くなり、手前の空地に車を停める |
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三阪下集落から見た山容(右奥) |
三阪下集落から東の集落道・林道に入る |