三角点名  上田土 (カミタド) 山名  寺谷山 
所在地  和気町(佐伯)保曽字南谷奥
コード  TR35234214101 標高  422.67m
埋標日  明治24年 6月30日 方位 正常  地上部  23cm
概  況  <H24.03.27>
 B妙見山】の探査を済ませ、三保高原でゲートボールを観戦しながら昼食を摂った後、訪れる。
 角田農場前から山容を確かめ、農場の南西に回り込んで山道に取り付く。南に工事中の東部横断道のダンプを見ながら細い山道を登っていくと、炭焼釜の崩れた跡があり、その脇を奥に進む。「点の記」には「巾約0.6mの小径」とあるが、今は通る人も居ないのか可なり荒れており、倒木や小枝でしばしば前進を阻まれる。
 凡そ20分で北峰(435m)に辿りつく。山頂にはお堂でもあったのか石垣らしき跡もあるが詳しい事は帰宅して調べる事にして、本日の主目的である三角点を探すため、南に向かう。
 300m程進むと、これまであった小径も消え、彼方此方に獣道らしきものが…。さては途中で見落としたかと、引き返しながらそれらしきところを探すも見つからず。凡そ30分、アチコチ探したが結局は見つからず、今回は諦めて往路を引き返す。アー、疲れた!



岩がゴロゴロの北峰(435m)

南峰らしきところを探すも標石は見つからず

工事中の東部横断道

炭焼釜跡の脇を登っていく

山道の取り付き口

高台から見た角田農場の全景

三保高原リゾート施設
   
角田農場西から見た山容(右奥)


 <H26.09.28>
 
前回(H24.03.27)は三角点を発見できなかったので再度の挑戦。今回も角田農場を目指して来てみると、どうしたことか建物等が撤去されていた。整理された敷地の南西部に回り込み、雑草が刈り払われた境界線を登っていく。高台から見た北の様子は一変しているが、南は東部横断道新設工事が中断されているのか前回と余り変わっていない。
雑草・灌木が茂る山道に取り付き、炭焼窯跡を過ぎると、凹状に掘れた山道となる。クモの糸を払い除けながら登って行き、標高約220mに達するとほぼフラットとなり、歩き易くなる。第1・第2の分岐を南進し、第3の分岐を左(東)に取り、しばらく進んで林の中に入る。GPSを頼りに林の中を進んでいくと大きな岩がゴロゴロした所に達する。しかし、直ぐには三角点は見当たらない。少し南に行って探しているうちに木立の間から白い三角点標示杭を発見。ヤッター!と思わず歓声を挙げる。(往路:約30分
 前回は大岩まで来ながら発見できなかったが、今回はGPSが「ここだ!」とシッカリ指定してくれたので念入りに探すことができた。やっぱりGPS様様。標石の周りを整理して記念撮影した後、ユックリ往路を引き返す。(復路:約20分)
 ラジオから流れる御嶽山噴火の捜索状況が気になり、次の探査予定を切り上げて家路につく。
 
南峰に点在する大岩
   
三角点は大岩の南約10m
 
標高220mを過ぎるとほぼフラットとなる
   
林の中の山道を南進する
 
山道の取り付き口
   
凹状に掘れた山道を登っていく
 
南東部の高台から見た旧農場跡の全景
   
東部横断道新設工事は中断?
 
旧農場の建物等は撤去されていた
   
南西部の雑草も刈り払らわれていた