三角点名 | 西山 (ニシヤマ) | 山名 | 上地山 (龍王山) | ||
所在地 | 赤磐市(山陽)上仁保字上地山 | ||||
コード | TR 35233173801 | 標高 | 317.53m | ||
埋 標 | 明治24年 5月 1日 | ||||
地上部 | 21cm | 方位 | 北東向き | ||
概 況 | 「山陽ふれあい公園」の【ふるさとの森】の探査を終えて県道250を西進し、上仁保集落から山容を確認した後、満楽寺地蔵院の山門に至り、車を停める。 山門の仁王像に挨拶し、解説板を読んでから参道を進み、平成10年建立の「大馬鹿門」の横を通って本堂に参拝する。備前國48ヶ寺の一寺としての風格もあり、謹んで安全祈願した後、奥の作業道?を登って行く。道沿いにはイノシシ除けの柵もあり、しばらくは歩き易いのだが次第に荒れてきて倒木やササが行く手を阻み始める。10分ほどで第一の分岐、これを左(南東)に進み、ヘヤピンカーブして北西に進むとやがて谷筋に至る。ここからは2mを超すササが道を塞ぎ、止む無く西の斜面に取り付く。急坂を木に掴まりながら登り、尾根筋に出て15分ほど頑張るとの若い植林地(1m〜1.5m位の桧)に出る。東の展望を見ながら小休止した後、南の沢筋まで一旦下り、登り返して南東からの尾根筋に合流する。ここからは比較的に歩き易く10分ほどで南峰に到着、更に北に5分ほど進んで三角点標示杭を発見。周辺の倒木等を整理して記念撮影(往路:約65分。「点の記」では約30分とあるが、いずれのコースか?) 三角点から北進して「葛木城址」への縦走も考えられるが、大ヤブコギが予測されるため今回は諦め、往路を引き返すことにする。 南東の尾根筋を下り、往路の合流点から更に50mほど下ると石碑が建っている。「エッこんなところに何?」と驚いて近づくと「観請龍王塔」と刻まれており、「よくぞここまで…」と感心する。石碑から更に50mほど下ると植林地の上端に出る。小休止して北〜南の展望を楽しんだ後、若い植林の中を通って作業道に出る。暫くは作業道を下り、南に大きくカーブする地点から、よく成長した桧の植林の中を北東に下っていく。凡そ5分でイノシシ除けの柵に出合い、これに沿って北東に進むと往路の作業道(第一カーブ)に出る。ここからは200mほどで本堂横に出て、地蔵院にお礼参りして停車場所に戻る。(復路:約45分)(H27.01.20) <観請龍王塔> 「西山村史」 (昭和29.11) 上池山(龍王山)海抜317.9mの山頂(上仁保字上地山1000)に祀る。周辺に数本の老松(大きいものは1.95m乃至2m以上)があったが、松喰虫のため枯死して伐採された。祭日の陰暦6月1日に神酒を頂く。 |
上仁保集落から見た上池山(左)、葛木城址(右の三角山)、赤い屋根は満楽寺地蔵院の庫裡 |
|||
満楽寺地蔵院の山門 |
山門内の仁王像 |
||
満楽寺地蔵院の由来 *クリックで大 |
|
||
満楽寺地蔵院の本堂 |
本堂の北を奥(西)に進む |
||
暫くは歩き易いのだが… |
第一の分岐を左(南東)に進む |
||
作業道は次第に荒れてくる |
2mを超すササに進路を阻まれ西斜面に取り付く |
||
尾根筋を登って行く |
若い植林地に出る |
||
一旦、沢筋に下って登り返す |
南尾根との合流点 |
||
なだらかな尾根を北に進む |
山頂にある三角点(周辺整理後) |
||
標石は元気だが方向は何故か北東向き |
|||
<復路> | |||
尾根筋を南東に下る |
尾根筋に建つ観請龍王塔(建立年代は不明) |
||
植林地の上端から見た北東【滝尾山】の展望 |
作業道に取り付く |
||
作業道を南に下っていく |
イノシシ除けの柵に従って北東に向かう |