三角点名 | 下斎原 (シモサイバラ) | 山名 | 三ヶ上 |
所在地 | 鏡野町(奥津)下斎原字三ヶ上 | ||
コード | TR35233771501 | 標高 | 1,035.08m |
埋 標 | 明治25年6月10日 | ||
地上部 | 9cm | 方位 | 北北東向き |
概 況 | <H12.07.16> 山名がユニークなので是非登ってみたいと思っていた山。国道179号線から東に入り林道終点に車を留める。ここからは稜線を目指してひたすら登る。途中、夏山登山のトレーニングをしているパーテイと挨拶を交わす。1時間ほどで東のピーク、山頂に祀られている町指定文化財の「役行者」「不動明王」の2像に挨拶して、三角点のある西のピークに向かう。 一旦下ってから稜線に登り、更に西北に100mほど行くと西峰。三角点は、雑草に覆われていて見つけにくい。よく似た「電」の刻字のある標識もあるので要注意。 山名の「三ヶ上」は、3つの峰ともいわれるが、私は、東北に因幡、西北に伯耆、南に備前まで遠望できることに由来すると思いたい。そんな展望を楽しんだ後、往路をゆっくり引き返す。 <H23.06.23> 「みつがしわ山の会」の6月例会(参加者27名)で訪れる。上斎原振興センターに車を停めさせて貰い、朝市で弁当を買って出発。今回は最初から「歩き」で、頂上(東峰)まで約2時間を要した。町指定文化財の「役行者坐像」「不動明王立像」に挨拶しして西峰に向かう。一旦ダウンして登り返し、更に稜線を西に進んで三角点を確認。梅雨の晴れ間で展望もよく、東に【A花知ヶ仙】、南に【@泉山】、西に【B湯岳】を展望できる。 昼食後、往路を引き返したが、参加者一同、数日前に登山道を整備された地元の方への感謝の言葉を口にしながらの下山となった。 |
三角点は西のピーク(H12.07.16) |
H23.6.23現在の三角点付近 |
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三角点から南【@泉山】の展望(H23.06.23) |
三角点から西【B湯岳】の展望(H23.06.23) |
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東峰にある役行者の座像 「天正元年(1753)年」の刻字 町指定有形文化財 |
東峰の直下のある不動明王立像 「天正4(1576)年」の刻字 町指定有形文化財 |
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これら2像は、その昔、三ヶ上が山岳信仰の霊峰であったことを物語っている。 また、麓に 「明王寺地区」があり、明王寺というお寺が栄えていたころは、当山が奥の院だったのかも? |
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東のピーク(1062m) |
東峰から北西(集落)の展望(H23.06.23) |
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三ヶ上への林道の進入口(H23.06.23) |
三ヶ上への分岐点(H23.06.23) |
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大橋から見た山容(H23.06.23) |