三角点名  小泉 (コイズミ) 山名  龍王山
所在地  高梁市成羽町小泉字龍王
コード   TR35233134901        標高  530.11m
埋 標   明治27年5月19日
方 位  南東向き 地上  8cm
概 況  城山】(川上町七地:国吉城)の探査を終えて国道313、県道436を経由して東集落に至り、県道脇に「小泉銅鉛鉱山跡へ1000m」の案内板が立っているのを見つける。矢印に従い、南に100mほど入ったところで農作業中の地元の方に出合い、道を尋ねると、奇しくも元鉱山で働いていた人、当時の話をジックリ承る。教えられたとおり、狭い車道を慎重運転で進み、約1kmで赤土の露出した鉱山跡地に至る。空地に車を停め、西奥にある「観音寺」に参拝して引き返し、防災無線中継局の横を通って登っていく。【山神社】の鳥居を潜って狛犬さんに挨拶した後、林の中を奥に10mほど進むと壊れかけた社殿が見える。しかし、周辺には破片が散乱しており、近づくのも一苦労。丁重に参拝した後、奥に進むのを諦めて鳥居まで戻り、裸地との境を東に回り込んで林の中に入る。20mほど北進すると石仏が建っており「第36番」の札所であることが分かる。ここから左(西)斜面に取り付き、大ヤブコギして山頂に向かう。頂上付近に達し、やや西に進むと祠跡らしき石組みも残っており、その昔に思いを巡らしながら三角点標示杭を探し出し、その傍で落ち葉等に覆われて標石の周りを整理してカメラに収める。(往路:約40分)
 山頂からは展望は全く利かず、足元に注意しながら往路を引き返す。途中、第33番札所から南東の展望を確かめた後、第37番、第38番、第42番札所の周辺を整理して駐車場所に戻る。
 再度、観音寺に参拝した後、西周りで県道436に出て、道を教わった地元の方に御礼を云って帰途につく。(H26.07.21)



林の中はヤブコギ
 
山頂にある三角点(周辺整理後)

斜面への取り付き口(第36番地蔵)
 
第36番地蔵から南東の展望
 
右(東)に回り込む
 
林の中に入っていく

防災無線中継局の横を登っていく
 
山神社の石の鳥居(嘉永7年:1854建立)
 
赤土が露出した鉱山跡地
   
西奥にある観音寺
小泉銅鉛鉱山跡へ1000mの案内板 
*クリックすると大
   
狭い車道を南に進む