三角点名  薬水之崎(クスミノサキ) 山名  ー
所在地  倉敷市児島大畠字八茂木 (久須美鼻)
コード  TR35133561502 標高  39.91m
埋 標   昭和23年10月18日  (旧:明治19年11月16日)
地上部  14cm 方位  北西向き(340°) 
概  況  国指定の名勝地「下津井鷲羽山」には2つの三角点がある。1つは大勢の観光客が訪れる【鷲羽山】の頂上、後り1つがこの久須美鼻。鷲羽山が四等三角点であるのに対しこちらは三等、埋標も昭和23年10月再設とこちらが先輩。敬意を払いに訪れる。
 地形図では神社記号の南東に三角点記号があるが、実際には「久須見弘法大師堂」(薬師堂)の南東斜面。大師堂の横手から南斜面に降りて行き、雑草の中から標柱を探し出す。しかし、方位は殆ど逆の北西向き、大師堂整備の際、間違って改埋されたのか?
 三角点周囲の松は伐採されているが、展望は利かない。大師堂まで戻り、南の釜島や西の瀬戸大橋の展望を満喫する。 
 それにしても、点名の「薬水之崎」と地名の「久須美鼻」との関係には興味をそそられる。(H20.08.19)



三角点は久須見弘法大師堂の南

弘法大師堂から見た釜島

久須見弘法大師堂の南斜面にある三角点

弘法大師堂から見た瀬戸大橋

久須見弘法大師参道入り口