三角点名  日能山 (ヒノヤマ) 山名  日野山
所在地  高梁市備中町平川字岩ノ前
コード  TR35233133001 標高  669.02m
埋標日  明治27年 5月 6日 方位  南南西   地上部 10cm
概  況  猪辻山】の探査を終え、県道107号線を経由して平川地区に至る。ここから市道を南下して金野〜平弟子集落に入り、「点の記」に記載されている、「日野山遊歩道」を探すが見つからず。地元に人に、それらしき休憩所(神楽の練習場等に利用)に案内して貰うも、遊歩道だった周辺は草ぼうぼうでヤブ、ならばと500mほど引き返えし、江草牧場の東100mのところから山道に取り付く。しばらく南に進むとやがて山道は終わり、それから先は桧の植林。急な斜面をひたすら登っていくとやがて山頂、三角点と石碑(有木トラ頌徳碑)が待っていてくれ、周りを整理してカメラに収める。(登り:約15分)
 三角点標石にはタグはなく、方向も南南西向き。その傍らの有木トラ頌徳碑には「縁あらば 語り伝えて万代に 君が誠を 日野の松風 古希 物部琴堂 1982秋」と刻まれていた。
 周りは木立が高くて僅かに反射板付近から北東に山並みが見
えるのみ。歌碑に詠まれた人物を想像しながら往路を引き返す。(復路:約10分)(H 25.05.26)
山名の由来
  狼煙(ノロシ)をあげていた山で、「火の山」が転じて「日野山」になった。地元では、今でも「ひのー山」と呼んでいるとか。



三角点は桧・雑木山の頂上
 
反射板から北東の展望

三角点の西1mにある有木トラ頌徳碑
 
三角点の北東10mにある反射板

山道は小さな溜池付近で行き止まり
 
ヒノキの植林の中をひたすら登る

江草牧場の南東から山道に取り付く 
   
町道沿いにある江草牧場
  
金野集落から見た日野山の山容(中央の反射板が目印)