本陣山　岡山市

<H25.05.17> 　【②大和山】の探査を終えて県道７２号線を東進し、星神社参道口の北側から開設中の林道？に入る。幅員6ｍの道路は林道にしては豪華！凡そ1.3㎞進んでやや広い空地に車を停める。　北東に延びる山道に取り付き、約100m登るとフラットな山頂。大きな岩がゴロゴロ点在している中で、白い三角点標示杭を発見。周りのササを整理してカメラに収める。前回は見つけるのにかなり苦労したが今回はすんなり見つかり、ラッキー！　付近の遺跡調査を始めたが、ブトに集られて止むなく断念し、停車場所に引き返す。（H 25.05.17) 　＊帰途、道路傍にあった保安林内作業許可証を見たところ、「目的：産業廃棄物処理施設に係る進入路の開設」と記載されていた。道理で！と6mの幅員にも納得。いつ頃完成するのかな？
三角点は自然林の中		方位は北東向き
山道を登っていく		フラットな山頂には岩がゴロゴロ
開設中の林道？		林道からの取り付き口

三角点名	本　陣　(ﾎﾝｼﾞﾝ）	山名	本陣山
所在地	岡山市御津虎倉
コード	ＴＲ25233164601	標高	443.51m
埋　標	明治23年11月10日
地上部	25ｃｍ	方位	北東向き
概　　況	県道岡山・賀陽線（吉備新線）を西進し、星神社参道口の反対側から北の林道に入る。道なりに東に800mほど行くと分岐点。更に東に50mほど進み、稜線に向けて登る。　頂上はフラットで本陣の遺跡が点在しており、三角点はなかなか見つからず。探すこと凡そ30分。予想していたところより北口のササの中から標石を発見。周辺を刈り払ってカメラに収める。　展望も利かず、やや残念な思いを残しながら往路を引き返す。(H16.01.18) 　＊　山名は、天正6年（1578）11月、毛利軍が「忍山城」（岡山市上高田、城主：宇喜多信濃守）を攻めたとき、毛利方の吉川元春がこの山を本陣にしたことに由来する。出典：富阪晃著「岡山の城」山陽新聞社 1995.8.1発行