神社名 三勲神社       
鎮座地 岡山市東山 玉井宮・東照宮境内


製作年 明治8年(1933)2月
製作者 不詳
大きさ 80×60×96
備 考  【玉井宮・東照宮】境内の一角にひっそりと祀れれている
小祠がある。戦前は3人の芳烈の功を讃え、市内を一望で
きる操山の頂上に祀られていた県社であったが、今は見る
影もない。
 社会の変動・意識の変化をもろに受けた神社の一つ。
 備前焼きの狛犬(宮獅子)も、表情に似合わず、心なしか
痛々しい。せめて台座ぐらいは欲しいところだが、氏子を持
たない悲しさ。何とかならないものか!(H15.10.29)

   




*クリックで大

   神社に関する伝承       (山陽新聞社 「岡山大百科辞典」)
 もと操山の頂上にあった神社。1947年(昭和22)玉井宮(岡山市東山)の境内に移された。和気
清麻呂、児島高徳、楠木正行の霊を祀る。1868年(明治元)、岡山藩主池田章政から創建の願書
が提出されたが、廃藩のため中絶。1874年(明治7)佐々木亀治郎らが中心となり再興を出願、翌
年許可され、県社となった。
 当社には、氏子がなかったため、市内の小学校児童が崇敬者とされ、4月11日の例祭は、学校か
らの参拝で賑わったという。