神社名 | 天神社:天満宮 (岡山県神社庁加盟) | |
鎮座地 | 岡山市北区牟佐大久保 | |
年 代 | 大正15年(1926) | |
作 者 | 木村貫一友敬 | |
備 考 | 県道東岡山・御津線沿いに鎮座する神社。県道から狛犬がよく見える。先ずは本殿に参拝した後、狛犬の観察。何れも「大正丙寅 備前伊部町 窯元本家 木村貫一友敬」の字が刻まれており、ナカナカの力作。しかし、阿像は何故か怪我をして修理された跡がある。しっかり養生して、末永くご加護をお願いする。なお、台座には「御大典記念 昭和3年11月建之 大久保青年部」の刻字がある。 平成28年1月、吽像が盗難に遭う! |
75×47×100p |
県道脇にある神社 |
80×50×95p (ひび割れを修理) |
<H28.01.30> 新聞で「備前焼狛犬盗難」の報道があった神社の1つ。集落の北端とはいえ民家が直ぐ傍にあり、通常ではとても盗難に遭うとは考えられない。阿像は、怪我をしていたのが幸いしたのか残されていた。しかし、左脚は台座から剥がされるときにひびが入り、脚先・甲が欠落していて誠に痛々しい。そういえば、対岸(旭川右岸)の【松尾神社】の宮獅子も1月17日に盗難に遭っており、同一犯の仕業か?何とも罰当たりの者がいるものだ! |
右脚にひび割れ、左脚先の一部を欠損 |
<28.04.28> TVや新聞で盗まれた狛犬さんが神社に戻されたとの報道に接し、早速参拝する。境内南端に車を停めて西から回り込み、台座の上の阿吽像を見て先ずは一安心。本殿に参拝して無事ご帰還をお祝いした後、改めて狛犬さんと対面。「お帰り!」と声をかけてよくみると左前脚を骨折しており、これには相方の無事帰還を待っていた阿像も同情しているようだ(自分も左足先を損傷)。 そのうち氏子さんと出合い、「今は仮置きしており、お日待祭(5月24日)には怪我を直してお披露目する予定」とのこと、その頃、再度参拝したい旨を告げて神社を後にする。無事に帰ってこられて、本当に良かった! |
左前脚を骨折しているが… |
阿吽が揃って一安心 |
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