神社名 | 和気神社 (岡山県神社庁加盟) | |
鎮座地 | 和気町藤野 | |
備 考 | 随神門前と拝殿前にそれぞれ1対のイノシシが据えられ ている。何故狛イヌでなくイノシシなのか、歴史に詳しい方 らお解かりであろうが、念のため、その概略を記す。 *H23.07.18本宮の【護王神社】(京都市上京区)へ参拝 |
@ 随神門前 平成 3(1991) 作者:不詳 高さ:64p
A 拝殿前 平成 7(1995) 作者:不詳 高さ:70p
和気清麻呂公とイノシシに関する伝承 (「日本後紀」) 和気清麻呂公は、弓削道鏡の野望(皇位を奪って自分が即位する)を砕くため、宇佐 八幡宮に参詣して道鏡の云う御託宣が偽託であることをことを確かめ、称徳天皇に奏 上して事なきを得た。 そして皇室の御安泰を感謝申し上げるため、再び宇佐八幡宮に参詣しようとしたが、 道鏡に脚の腱を切られて歩くことができない。そこで御輿に乗って豊前国宇佐郡シモトダ まで来たところ、三百頭のイノシシが現れて公の御輿の前後を守り、十里の道を無事 に案内した。参拝を終えるとイノシシ達はどこかに消え、清麻呂公の足の痛みも治り、 再び歩けるようになっていた。 |