神社名  護王神社
鎮座地  京都市上京区烏丸通下長者町
備 考  所要で京都を訪れた際に参拝した神社。岡山県にも和気清麻呂公を祀った【和気神社】があるが、こちらが本宮ということで敬意を表することに……。
 烏丸通りに面した大鳥居の前には、予想通り、狛犬ならぬ狛猪が迎えてくれ、楼門を潜って直ぐ右手の手水舎でも猪が待っていてくれる。作法に従って手水を使い、正面の四神殿で拝礼し、境内を一順して宮司さんに御挨拶した後、狛犬観察にかかる。
 拝殿前の猪は、小雨に濡れてやや黒ずんでおり貫禄充分。また鳥居前と同様、mwのシンボルもあり、なかなかの優れもの。  境内には数頭の猪が頑張っており、中でも招魂樹脇の霊猪は「座立亥患」信仰のシンボル的存在。
 よく清掃された境内の中で、ただ1対、通常の狛犬さんが頑張っていた。警察消防招魂社前で、皇紀2600年記念として京都市警消防団から奉献されたもの。流石に力強い構えであり、これなら参拝者も一安心か。(H23.07.18)

@ 鳥居前  平成19(2007) 彫刻:芳村茂右ヱ門  高さ95 mwあり

A拝殿前  明治23(1890)  作者不詳  高さ56  mwあり
     

B警察消防招魂社前  昭和15(1940)  作者不詳  高さ55
     

霊猪
 
      手水舎の霊猪
   
        願掛け猪(70×57)

                                        
神社案内