神社名  檜山神社                  (岡山県神社庁加盟
鎮座地  鏡野町高山
備 考  妙見山】の三角点探査を終えて参拝。林道終点の広場から、整備された参詣道を西に向かう。
 第1の鳥居を潜って175段の石段を登り、続く第2の鳥居を潜って101段の石段を登りきると狛犬・狛狼さんが迎えてくれる。
 石造の狛犬さんは、当神社の歴史を、また、備前焼の狛狼さんは当神社の神徳を示すものでもあり、拝殿で「家内安全」を祈願後、謹んで拝見させていただく。
 壊れそうな籠殿を西周りに回ると、裏手に摂社が祀られており、その脇で、眼光鋭く、満身創痍の狛犬さん(吽像)が立ち姿で迎えてくれる。手・足・尻尾がなく、異様な感もするが、これも氏子に代わって受けられた災難か、謹んで手を合わせる。(拝殿には、昭和17年11月12日、応召により供出された梵鐘の写真が掲げられていた)
 林道終点の案内板では、山頂からの展望は鏡野八景の1つに数えられているようであるが、本日は梅雨の中休みでもあり、展望はイマイチ。
 境内を一周して再度拝礼した後、歴史の証人でもある当神社の末永き隆盛を祈りながら駐車場所に戻る。(H25.06.23)  

@石段上  明治5年(1872)  作者:不詳  高さ:76

     

A石段上 昭和38年(1963) 作者:備陽 陶?衛  高さ:80
     

B摂社横  年代・作者とも不詳  高さ:95 吽像のみ