三角点名  ー 山名  十二本木山
所在地  岡山市北区石妻
コード  TR − 標高  471m
概  況  国道53号線から広域農道に入り、少年自然の家駐車場に車を停める。受付で来意を告げ、コース名の入った地図を貰う。入梅して間もなく、雨が気になるため、取りあえず「ふかみちコース(舗装道)」を北進する。「中間点」の表示を過ぎて池田神社に参拝した後、舗装道に戻り、なおも北進する。やがて「牛の口」の分岐、これを左にとり5分ほど進むと「お宮口」、ここで舗装道と別れて、左の山道を進む。凡そ5分で笹の中に鳥居が見え、山頂が近いことを知る。神額に「権現宮」と書かれた鳥居を潜ると、狛犬ならぬ「狛牛」さんが迎えてくれる。背丈ほどある笹を掻き分けて神社に参拝する。(往路:約40分)
 しかし、拝殿は倒壊寸前で中に入れず、釣り殿も崩壊して足の踏み場もない。それでも本殿に参拝すべく慎重に足元を確かめながら扉を開けると「薬王大菩薩」のお札、裏を見ると、昭和29年の台風15号により倒壊したので同年12月に正遷座されたとの記述がある。ということは、今年で還暦を迎えているのだ!改めて深く拝礼する。
 東の鳥居も草が延びて通り辛いので、通れるように草を刈り、南の鳥居の北にある狛犬ならぬ「狛牛」さんの周辺も整理してカメラに収める。(特に右の牛山の周りには倒木等もあり、整理するのに約30分を要した。)
 山頂を示す標識等を探したが見つからず、しかし、山名となった木かどうか分からないが、目通り2mを超す大木はあちこちに散見される。正に大自然の中の歴史的遺産だけに何とかならないものかとの思いを強くした。
 復路は、「榎たわ」から「つつじのたわ」を通り、「見晴らし台」から【金山】を見た後、「大岩」の傍を通り、「まむしが辻」を経て少年自然の家に戻る。(復路:約60分)(H25.05.30) 



倒壊寸前の拝殿
 
昭和29年建立の本殿も……

左の牛
 
右の牛(周辺を整理後)

南の鳥居
 
東の鳥居
 
「お宮口」の分岐を左に進む
 
濡れた落ち葉を踏みしめながら登る 

池田神社 
 
「牛の口」の分岐を左へ進む 
 
「岡山市立少年自然の家
本館
   
入り口にある案内板