三角点名  − 山 名  城山 (斎田山 東峰)
所在地  真庭市下中津井  (佐井田城・才田城・斎田城 跡)
コード  − 標 高  342 m (国土地理院地図の標高)
概 況  安土桃山時代に築城された、旧北房町指定史跡「佐井田城」のある山。国道313号から才田集落に入り、願成寺前に駐車。大黒さんに来意を伝え、ルートを教えて貰う。
 本堂に参拝してから北に進み、「佐井田城址」への石碑に従って左に折れ、100mほど進むと第1(石)の鳥居、一礼して
から林の中の参道を登って行く。凡そ5分で倒木・竹に進路を阻まれるが元より覚悟していたこと、身を屈めて潜り抜ける。しばらく進むと色も鮮やかな第2の鳥居、元気を貰って登って行くと参道脇に石垣が見える。山城があった紛れもない証拠、更に登って行くと南の支尾根にTVアンテナの古いケーブルが山頂に延びている。ここからは緩やかな登りとなり、やがて「1丁」の丁石。残り110mと分かり、張り切って登って行くと第3の鳥居があり、その奥に社殿が見え、やがて山頂に達する。(登り:約30分) 
 山頂の【城山稲荷】に参拝した後、境内を回って見ると、南端に旧北房町の「重要文化財指定」の標柱が建っており、社殿奥には「南無妙法蓮華経」の題目石や小さな祠が祀らていた。その昔、備前・備中・美作の要所として山城があったとはいえ、現在は木立が伸びて展望はイマイチ。
 狛キツネの調査をしたのち、曲輪や堀切の跡を確かめながら、往路を引き返す。(復路:約20分)
 願成寺の大国さんに御礼を言って、次の目的地【C才田】に向かう。(H 29.10.26)




出典:「美作国の山城」 H22.10 津山市教育委員会発行

以下の写真は、いずれもクリックで大

才田集落入口に立つ解説板
 
才田集落入口から見た城山
願成寺
佐井田山城への分岐
第1鳥居(皇紀2600年)
参道には倒木・竹も…
第2鳥居(標高約260m)
石垣も残っている(標高約280m)
 古いTVアンテナケーブル
1丁石(標高約320m)
 第3鳥居(標高約330m)
山頂に鎮座する城山稲荷 
社殿南に建つ標識
山頂からの展望はイマイチ