三角点名  金 川 (カナガワ) 山名  妙見山 
所在地  岡山市御津高津字常原
コード  TR35233175401 標高  260.76m
 埋標日   明治24年6月5日
地上部  12cm 方位  南東向き(120°)
概  況  国道53号線から御津工業団地に向かい、峠の北にある「アサゴエ工業」から市道妙見山道を約1.5km東進する。頂上付近には中国セルラーなどの電波塔が立っており、三角点は、最頂部の電波塔脇の「妙見山参道」を約30m進み、更に西に10m入ったところ。
 数年前に国土調査が行われたらしく、赤杭や微かな踏み跡が残っている。ただし三角点の方位は南東に振っており、やや気にかかる。周りは木立に囲まれ展望は利かない。
 観測を済ませ、参道を約300m北東に進むと、「北辰妙見大菩薩」が祀られており、花入れは明治17年、石灯篭も大正17年の刻字があり、古くからの信仰の山であったことを知る。ツツジを鑑賞しながら、鶯に送られて往路を引き返す。



三角点は笹と雑木の中

三角点は電波塔の奥

三角点の北東に祀られている妙見様


御津文化センターから妙見山を望む