三角点名  川高(カワダカ) 山名  川高山
所在地  岡山市北区御津川高字大曽根
コード  TR35233173601 標高  320.29m
  (地図上の「川高山」の標高は319m )
埋標日  明治24年6月9日 方位  南南東   地上部  11cm
概  況  山名「川高山」に魅せられて訪れる。犬と散歩中の地元の方に来意を告げ、空地に車を停めさせて貰う。
 装備を整え、畑の脇の鉄塔巡視路に取り付き、山道を登って行くとやがて鉄塔番号の標識があり
「ここからが本番!」と気を引き締める。急坂と落ち葉で滑る巡視路を、時には三点支持で頑張るとやがて鉄塔56。小休止して展望をカメラに収めた後、5分ほど登ると尾根筋、ここからは巡視路もはっきりしていて、気分も高まる。倒木等を整理しながら15分ほど東進して分岐を右に取り、標高239mを確かめて樹木にリボンを付ける。更に奥に踏み跡を辿ると「光送信柱」があり、先人の苦労を慮る。
 分岐に戻り、尾根道を北進すると5分ほどで鉄塔55、カメラに収めて巡視路に戻ると降りてくる登山者に出合う。聴けば「倉敷から…」とか、暫く山談義をして別れる。展望の利かない巡視路を奥に進むと道脇に磐座があり、裏に回ってカメラに収めてから巡視路に戻る。更に鉄塔54、53を確認して巡視路を進むと地図にある川高山附近、林の中に入って手製の標識を確認する。折角なので落ちていた古い標識を利用して「川高山⇒」の標識を取付口に付ける。引き続き鉄塔52、51を確認して巡視路を東進すると道幅は広くなり、以前は作業道がここまで延びていたことが分かる。旧作業道を東進するとやがて三叉路に出合い、一旦鉄塔50に向かうも諦めて三叉路に引き返す。地図を確かめながら約40m東進して左の林に取り付き、25mほど入ると三角点標識が待っていてくれる。標石は約130年経ても今なお健在!引き続いての頑張りを願いながら、周辺を整理して記念撮影する。(往路:倒木整理等しながら約2時間) 
 巡視路に戻り、暫く東進するも展望は依然として開けず、諦めて往路を引き返す。時折見える遠望をカメラに収めながら…。(復路:約1.5時間)
 駐車場所から西に出て、旭川左岸:川高集落から「川高山」の西の山容をカメラに収めた後、充実感に浸りながら帰途に付く。(2021.02.28)
     *写真・ルート図はいずれもクリックで大
     鉄塔巡視路取り付き口
    落ち葉で滑る山路を登っていく
標識を確かめる
       急坂があるので要注意!

56鉄塔
56からの展望
       尾根筋に達すると…
       標高139mのポイント

光送信柱
 55鉄塔
      巡視路脇にある磐座
54鉄塔
 53鉄塔
       川高山取り付き口
手製の標識
52鉄塔
          51鉄塔
 三叉路
 三角点取り付き口
 植林の中にある三角点(周辺整理後)
標石は健在
巡視路は東に続くのだが…
    尾根道から見える微かな展望
 旭川左岸:川高集落から見た山容
                         旭川右岸:カバヤ食品(株)の東から見た山容