三角点名  加茂山 (カモヤマ) 山名  加茂山
所在地  吉備中央町(加茂川)加茂山  加茂山国有林
コード  TR 45233263601       標高  399.63m
埋 標    昭和52年 8月28日
地上部  12cm 方位  正常
概 況  本日は旧加茂川町内の三角点調査。最初は江戸時代から岡山藩主の所有する山で「加茂山御林」と云われた山。国道484沿いの下加茂地区から東の加茂山地区に向かう。約3q東進すると第2分岐、ここから西に向かって約200m進むと看板の出ていた「きのしたさんち」(ガラス工房・カフェ)、更に約800m北進すると「点の記」に記載されていたK宅前に到着。
 現在は空家らしく、入口付近の空地に車を停め、50mほど北東に進んで西斜面に取り付く。50mほどヤブコギすると林道が見え、これに取り付き西進する。第1の分岐を左に取り、歩き易い林道を約10分進むと山頂。山頂には「加茂山簡易給水施設配水池」が設置されており、三角点の姿はない。ならばと施設の外側を一周して探すと、施設の北西5m付近で草に覆われている三角点を発見。(往路:約15分)
 周りを整理し、倒れていたポールを建て直してカメラに収める。
 小休止した後、施設の東を見ると、電線の下が切り開かれており、下山路となりそうなのでこれを辿る。凡そ5分でK宅の上に出て、墓地の横を通って駐車場所に戻る。(復路:5分)
 帰りは右回りで第2分岐に戻り、国道484に出て次の【愛宕山】に向かう。( H27.09.29)

<加茂山の解説> 出典:「御津郡誌」 明治39.7.15 御津郡教育会 発行
 円城、上建部、宇甘西、加茂の4村に属せる群山の総称にして、最高峯は海抜1,271尺、山勢嶮峻にしてその西南に鹿殺と称する所あり。懸崖数仭猪鹿1歩を過てば墜落して死すという。全山樹木多く特に松樅杉檪の良材を産す。



国道484から加茂山地区に向かう

第2分岐を西に向かう

「きのしたさんち」の前を西進する

「点の記」にあったK宅

50mほど北東に進む

栗の木の下から斜面に取り付く

ヤブコギして林道に取り付く

分岐を左に進む(轍あり)

山頂にある「加茂山簡易給水施設配水池」 *
 
草等に覆われていた三角点 *クリックで大
  
方位等は正常(タグは無し)

「配水池」の東方(電線の下)は切り開かれている
 
草は伸びているが…