三角点名  小渕(オブチ) 山名  祖星ヶ山【加茂富士U】
所在地  津山市加茂町公郷字矢ノ奥
コード  TR 35234601601 標高  623.61m
埋標日   明治25年 6月28日
方 位    正常 地上   6cm
概 況  【公郷仙】と並んで【加茂富士】の愛称がある「祖星ヶ山」、双方を体験するために訪れる。
 JR因美線加茂駅東から山容を確かめた後、北に約1q進んだ地点で広域基幹林道と分かれて北の「上大・高場観音」に向かう。集落を通り抜け、砂防堰堤を右下に見て奥に進み、約2.1q地点で車を停める。
 林道から左(西)に延びる作業道に取り付くが、倒木等が多く、やや難渋。しかし、その作業道もやがてなくなり、急な斜面をヤブコギして尾根へ向かう。尾根に達すると西斜面には桧の植林があり、思っていたより歩きやすい。暫く進んで赤いプラスチック杭を発見、ここからはプラ杭を辿って南西に進む。植林から自然林に代わり、最後の急坂を登りきると山頂、スポット状に開けた山頂の真ん中で三角点標示杭を発見し、標石の周りを整理してカメラに収める。(往路:約50分)
 山頂とは云うものの立木が茂り、展望は全く利かない。小休止してから往路をを引き返し、時々、樹間から東に見える山並み等を確認
しながら、駐車場所に戻る。(復路:約35分)
 下山して、地元の方にいずれが「加茂富士」か尋ねるも、確とは判明せず、折角の資源を地域おこしに有効に活用されることを期待しながら、帰途につく。(H25.10.01) 


「新訂作陽誌」(作陽新報社、大正2年発行)には、「坂路5町許」(約550m)と記載されているが、さて、どのコースのことかな?



最後の急坂を登る
 
山頂スポットにある三角点

樹間から東に見える「大釈山」
 
尾根の左・右側には桧の植林
 
尾根を南西に進む
   
赤いプラ杭を発見、以後はこれに従う

作業道には倒木が…
 
作業道もなくなりヤブコギとなる
 
広域基幹林道から北「上大」に向かう
   
林道から作業道に取り付く

藤ノ木集落から見た祖星ヶ山【加茂富士U】